第3話

2.メイド
402
2023/11/03 12:00










おそ松
おそ松
とりあえず…話を整理するか、





何故か隕石のように降ってきた少女。
彼女は、何故こんなことになっているのか全く見当がついていないらしい。





十四松
十四松
宇宙人?宇宙人なの??


???
いえ、私は地球人で…
???
その、皆さんは、人間ですよね…?


一松
一松
…それどういう意味?


???
あ、いえ…皆さん、顔が、


トド松
トド松
ボクたち六つ子なんだよ~
トド松
トド松
そっくりでしょ


???
む、六つ子…!?


チョロ松
チョロ松
それよりさ、これ、天井どうする?
チョロ松
チョロ松
がっぽりいっちゃったし…


???
す、すみません私の体が大きいばっかりに…((
???
きっちり弁償を…あ、あれ、


カラ松
カラ松
どうしたんだ?カラ松ガール!


???
から…?

???
その…一旦家に帰らないといけなくて、
???
お金も、今は持ち合わせがないし…


十四松
十四松
家まで送るよ!どこ住んでるの?





六つ子たちが、珍しく乗り気でそう尋ねる。
どうやら、この少女ともっと仲良くなりたいらしい。





???
えーっと…確か、うーん…
???
あ、あれ…私…


“何も覚えてない”…?


チョロ松
チョロ松
き、記憶喪失!?え、大丈夫なのそれ!


???
わ、分かりません、でも体は元気ですし…
特に問題は…


カラ松
カラ松
ガール!名前は何と言うんだ?


???
名前は…
あなた
あなた…です!


おそ松
おそ松
名前は分かんのなー?


一松
一松
でもそれなら、家帰れないんじゃ…


あなた
…た、確かに、
あなた
私、どうすればいいんでしょう…


おそ松
おそ松
…おっ!
おそ松
おそ松
俺いーこと思いついちったー♪





おそ松は、突然そう言ったかと思うと、あなたの手を取り…





おそ松
おそ松
あなたちゃん、うちで住み込みメイドしない?







キザな顔をしてそう言った。










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