第58話

ごじゅうはちわ
8,087
2024/11/14 07:34 更新
あなた
皆もうそろそろ食べ終わった頃かな?
If.
If.
……
あなた
それじゃ、戻ろっか
If.
If.
……
あなた
…いふくん?


私を抱き締めたまま、そのまま離れないいふくん。

甘えたさんなのかな?
あなた
可愛いなぁ
If.
If.
…かわいくない
あなた

あなた
ほ~ら!皆のとこ戻ろ?
If.
If.
……





If.
If.
なぁ、(なまえ:下の名前)
あなた
ん?


































If.
If.
このまま離したくないって言ったら…
(なまえ:下の名前)はどうする…?
あなた
えっ…?


































Naiko.
Naiko.
はいそこまでな
あなた
わっ!?
If.
If.
……ないこ…


後ろから手が伸びてきたと思えば、
正体はないこだったらしい。

私を強引にいふくんから離して、
自分の方にへと引き寄せた。


Naiko.
Naiko.
勿論お前の気持ちだって理解できるよ
Naiko.
Naiko.
でもな、俺は兄だからっつって譲らねぇよ?
If.
If.
……そうゆうとこやわホンマないこ
あなた
え、どゆこと?
Naiko.
Naiko.
…ニコッ


グイッ

If.
If.
あっ、オイ!!
Naiko.
Naiko.
ごめんなまろ。
これからは俺ら……いや、俺の時間
Naiko.
Naiko.
アイツらにはよろしく言っておいてよ
あなた
ちょ、ないこ!?


いふくんを後ろに、ないこは歩きだした。

なのに…私の無理ないペースにしてくれてる。

や…優男ッ!!(


If.
If.
……ないこ…
Iruma.
Iruma.
あれ…(なまえ:下の名前)どこ行ったんだよ?
Syou.
Syou.
ま…まさかはぐれたん!?!?
If.
If.
いやそうゆうわけとちゃうけど
If.
If.
……今回は、譲ってやろうかなって
Hotoke.
Hotoke.
…は??
Coe.
Coe.


あなた
ないこ…他の皆は?
Naiko.
Naiko.
置いてきちゃった
あなた
いや置いてきちゃったって…だめでしょ!
Naiko.
Naiko.
…だって、


Naiko.
Naiko.
2人きりになれないでしょ?
あなた
……2人きりになりたかったの?
Naiko.
Naiko.
まぁね


そうやって笑うないこは、少しだけ淋しげに見えた。

そうして、お互いに何も話さないまま…
辿り着いたのは美女と野獣ゾーンだった。

こんなに人が居ない場所あるんだ…

そこは、ベンチが2つあり、申し訳程度の
灯が灯っている場所だった。

初めて来たや。


Naiko.
Naiko.
座ろっか
あなた
……ないこ、、

あなた
どうして、2人きりになりたかったの…?
Naiko.
Naiko.


私がそう言うと、ないこはベンチに腰掛けて
何もない空を見つめて話し出した。

Naiko.
Naiko.
……(なまえ:下の名前)はさ、弟を恋愛対象として…見れないことくらい分かってるよ
あなた
……そんなこと、
Naiko.
Naiko.
あるんだよそれが
あなた
……



Naiko.
Naiko.
俺らが、世界から阻まれるイレギュラーな存在だったからこそ、(なまえ:下の名前)は俺らがまた…そう成ってしまうことを恐れてる
Naiko.
Naiko.
(なまえ:下の名前)は、積み上げてきた幸せが…地に堕ちる瞬間を…理解してるから
あなた
……

Naiko.
Naiko.
だから…例え考えると口で言っても、どうせ心には鎖が掛かってるから、俺らをそうゆう目で見ない



……なんで、私のことをそんなに知ってるのか不思議だ。

そこまで話してないのに、ないこは…
私の性格や態度を知った上で…話している。

…凄いな、本当。





Naiko.
Naiko.
でも、そうゆうのを承知した上で…
聞いてほしい。
Naiko.
Naiko.
俺は_____
あなた
…!!
 

ドカンッッ

あなた
花火……
Naiko.
Naiko.

ないこの言葉と被って、向こうから花火が見える。

…少しだけ安堵した。

このまま聞いてたら、私は……

Naiko.
Naiko.
(なまえ:下の名前)
あなた
はぇ、


立ち上がって、私の手をぎゅっと掴んで
真摯に見つめてくるないこ…。

や…ヤバい…!!

慌てて目を逸らしたが、ないこは
私の頬に触れてこう言った。

































Naiko.
Naiko.
1人の女性として、(なまえ:下の名前)のことが好きだよ

































あなた
っ……わ…うん分かったよ…ッ…
あの、あんまこっち見ないで…


恥ずかしさと、それに答えることが
出来ない自分の無力さに押し潰されそうだ。

ないこの顔を見てたら、泣いてしまいそう。

パッとないこは、私の手を離して、
花火が上がる方面を見つめた。


Naiko.
Naiko.
…おれ、悪い子だなぁ…笑
Naiko.
Naiko.
義理の姉ちゃんを、好きになるなんて
あなた
……なら、





あなた
私も悪い子になるよ
Naiko.
Naiko.
え?

あなた
ないこが悪い子なら、私も悪い子だ。ないこが良い子なら…私も良い子…かな。
あなた
…勇気を出して、云ってくれてありがとう
Naiko.
Naiko.
……でも、(なまえ:下の名前)は困って……
あなた
困ってなんかない
Naiko.
Naiko.
!!


あなた
……いや、困ったかも
Naiko.
Naiko.
……ごめ…

あなた
「お姉ちゃん」って理由で、
逃げられなくなっちゃった
Naiko.
Naiko.
…!





あなた
ないこ達が…どんな立場であっても…私はこれから、同じ立場で在り続けるって誓うよ
あなた
「お姉ちゃん」じゃなくて、
「(なまえ:名字)(なまえ:下の名前)」として…
Naiko.
Naiko.
(なまえ:下の名前)…っ、、
あなた
……

































あなた
貴方ないこが好いてくれる、
たった1人の私として…ね


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