第2話

教会への案内
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2026/03/06 04:26 更新
ドゥリン
僕に、教会までの案内...?
あなた
うん、お願いできる?
ドゥリン
わ、わかった
僕に...任せて?


と少し困惑しながらも頷いてくれた彼に、私はキラキラとした目で彼を見た

あなた
ありがとう...!助かったよ
ドゥリン
き、気にしないで
ドゥリン
教会は階段を上がって、大きい風神様の像がある所の近くにあるんだ....
ドゥリン
僕についてきて


とこちらの様子をチラチラと見ながら、教会への道を指差してこちらに言った

...話しかける前から思っていたが、この子可愛くないか?まだ子供っぽい所があり、こちらの母性をくすぐられるとでも言おうか...

ドゥリン
...?どうかしたの?


うーんと悩んでいる私を見て、私より大きい彼が上目遣いをしながら聞いてくる

あなた
...大丈夫だよ


と私はニッコリと笑って彼を安心させるように言った

ドゥリン
そっか...それなら良かった


と少し謙虚気味に言いながら、再び私の一歩先を歩く彼

私は余計なことを考えるのをやめて彼についていった



教会につくと、彼はこちらに面と向かったが彼の手は先程初めて会った時のように裾をギュッと握りしめていた

ドゥリン
ここだよ
あなた
ありがとう、本当に助かったよ
また後で会えたらお礼させてね
ドゥリン
そ...そこまでしなく大丈夫
気になってたんだけど...
ドゥリン
君ってシスターさん?
あなた
シスター...?


まさかそう言われるとは思わず、声を上げて笑ってしまった

彼はおどおどと笑っている私を見ている

あなた
あははっ!まさかまさか
私はただの冒険者よ
ドゥリン
そ、そうなんだ
ドゥリン
僕、間違っちゃったみたい、えへへ


と私に釣られたように笑う彼を見て、再びふふっと笑ってしまった

あなた
気にしないで、格好から見るとそう思われるのは多くないの

マリアベールと似ているレースを頭に被っているし、それと似た白色のレースを使ったワンピースをよく来ているからか
私をそう間違える人は多くない

あなた
だから、本当に気にしなくていいからね


と念を押してそういった

ドゥリン
わ、わかったよ
僕、気にしないから
あなた
それでいいのよ
あなた
それじゃあ、私はこれで


と言い、彼と別れ教会へと入ろうとすると






彼は私の腕を掴んで引き止めた





ドゥリン
ご...!ごめん、な、なんか引き止めちゃって
ドゥリン
や、やっぱり僕も教会内までついて行っていいかな


私は少し戸惑ったが、ただ挨拶をする祈りをあげるだけだし同行を許可した
あなた
いいよ、祈りを捧げるだけだったから



そう言いながら、彼と一緒に教会に入った









ドゥリン
(なんで僕...引き止めちゃったんだろう)






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