柚姫side
ソロデビューから数日
北ちゃんも私も忙しくって
家ではほぼすれ違い。
今日も、LINEでまだ仕事があるから
っとさっき来たところだ。
仕方なく、1人で家まで歩いてると
後ろから人の気配を感じた。
たまたま帰る方向が同じなんだと
言い聞かせ進むことにした。
歩く事10分
まだ後ろから付けられてる感覚がする。
そう思い立ち止まると
後ろの人も立ち止まる。
私が早歩きをするとそれに
ついてこようとする。
まずい……。
ふと、北ちゃんが浮かんだけどまだ仕事中
私はスマホを開きある人に電話をかけた。
臣くんの指示に従い、タクシーを捕まえて
臣くんの家まで向かう。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。