第19話

2人だけの秘密
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2024/02/28 06:56 更新
目黒
あれ?まだ誰もいませんね
翔太
だな。待ってたらそのうち来るだろ



誰もいない部室にあがって、俺たちは畳に座った。









2人だけの空間に静けさが広がる。










近くにあった先輩の手に自分の手を重ねた。








先輩が俺の方を見る。









目黒
さっき繋げなかったんで
翔太
…うん



再び静寂が訪れる。











俺たちにはこれくらいがちょうどいいのかもしれない。









でも







欲があるのが人間だ。











俺だって例外じゃない。





















目黒
…先輩

















目黒
やっぱ綿飴の味、知りたいです
翔太
…え?今から買いに行くってこと…





俺はまだ喋っている先輩の唇にキスをした。















誰かが扉の外で中を見ていたことに気づかずに。











俺たちはゆっくり離れた。











翔太
味…わかった…?
目黒
…いや、わかんなかったです
翔太
…だろうな
目黒
でも…先輩の味がしました
翔太
俺の味…?人に味なんて…
目黒
もっと食べたい



俺は先輩の目を見た。










ここでその気になるのは1番マズいというのはわかっててもどうしても先輩に触れたくなる。











急に先輩が俺の目を手で隠した。










目黒
え…
翔太
め、目がヤバかったから…
目黒
…そんなにヤバい目でしたか…?
翔太
マジで食われそうで…




ここで外から賑やかな声が近づいてきた。









俺たちは慌てて離れて立ち上がる。











深澤
おぉ!もう2人とも来てた?お待たせ〜
翔太
いや、今来たとこ
佐久間
あれれ?なんか翔太、顔赤くない??
翔太
…気のせいだろ
康二
もう道具とか運んじゃいます?
深澤
そうだな。やろう!




ここから全員で手分けして道具やら機材やらを体育館に運ぶ。










黒い布役の俺らは舞台からはけられないのでずっと布の中にいないといけないことになる。








開演3分前になって、俺たちは布の中に入った。











翔太
…30分って結構長いよな
目黒
先輩とずっとくっつけるなら本望です
翔太
お前…そんなもとから愛重かったっけ…?
目黒
先輩が可愛すぎるのが悪いかと
翔太
俺のせいかよ





開演のブザーが鳴り、劇はスタートした。







特にハプニングなく、布を動かすのも無事こなして、舞台は終了した。















文化祭1日目は終わり、いつものように手を繋ぎながら帰っていた。









目黒
今日は最高でした。一緒に回ってくれてありがとうございます
翔太
…いや、俺も楽しかった
目黒
ならよかったです











翔太
なぁ…
目黒
はい?
翔太
もし…あの時…あいつらが来てなかったらどうしてた…?
目黒
あの時?




俺の目を先輩が隠してた時か…








あのままずっと2人きりだったら…?








そのまま襲ってた可能性は十分にある。







それくらいあの時の俺はヤバかった


気がする。












目黒
正直…本当に食べてたかもですね










翔太
…お前にならいいよ
目黒
え?
翔太
その…食べられても…



自分で言っといて顔が赤くなっていく。











マジか…









これ…いいのか…?









目黒
じゃあ…













目黒
うち…来ます?



先輩は小さく頷いた。












どうも、お疲れ様です。(?)


作者のあかねです。








なんだか途中書いてたら某綿飴キッスみたいになってしまいましたが、





総じて最高ということで…











なんだか雲行きが怪しくなってきました…








これもしかしてR18作品に転じようとしちゃってます…!?


みたいな雰囲気がぷんぷんしてきました。
(いつものことですが…)







できれば普通の甘々生活みたいなほんわかしたやつ書きたかったはずなんですけどね…






ついつい入れたくなっちゃってましたよね…







なんでアンケートぶちこんどきますね…







アンケート

この後の展開どっちなんだい!?
ほんわかしたやつで…
17%
R18要素入れてもいいよ…
83%
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