ガチャリと音を立ててロッカー室の扉を開ける。
ここでの出来事が今後の探偵社生活に支障をきたすかもしれない。慎重に、穏やかに行こう。
よしよし、ここまではいいぞ!
相手もぱっと見落ち着いていr…
おっth、いきなり雲行きが怪しくなって来たぞ。
おっと、突然のカミングアウト。
あれ、そう言えば……
刹那、本当に瞬きした瞬間に起きていた事であった。
首筋に冷たく、鋭いものが当てられている感覚に陥る。私の首筋にはカッターナイフが当てられていたのだ。
首に当てているカッターをさらに強く当てる。
少し血が首をつたって垂れ落ちるのを感じた。
そう言って、私の首からカッターナイフを下ろす。
危ねぇ…こんなんカッターキィャァァァァ騒ぎどころではない。普通にタヒんじゃう。この子恐ろしい。
特に目がヤバかった。絶対何人…いや何十人か葬り去ってる系の人だ。
うーん、言いづらいけど決定的に言えるもの…
というか異性と話すの苦手系女子がどうやったらぶりっ子に目覚めるんだ…?
あとこの子をそうさせた前職って…多分そこで何人か葬り去ってること考えると…
どんだけ物騒なんだよ!!
少し間を空けて華が話し出す。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!