第5話

振り向いた瞬間には
812
2023/01/28 12:00 更新
















また今日も何時もの様に
太宰治
あなた君、これも頼むよ
あなた
ニコッ


辛くは無かった...悲しくは無かった...



ただきっと、僕はどうでも良い様な存在だった、ただそれだけだったんだ。



ナオミ
あなたさん!


また何時もの呼びかけが入る。


きっとまた、会議室にお茶を運ぶ



だけどそれも「僕の」仕事なんだ。




皆さんの為に...





あなた
はい!なんでしょうか?
ナオミ
お茶菓子を買ってきて欲しいんです!お願いできますか?


あなた
はい!ニコッ







結局これもまた、必要のない物...そんな訳ないか(笑)





しかしながら、ちょっと買いすぎたかな?


両手が塞がっちゃったナー













?「お前も苦しめ




?なんだろ...



空耳...?かな












死ね










ハッとして振り向いた時には...僕はもう...



"刺されていた"



何処か見覚えのあるような男



だけど思い出せぬ儘、倒れた僕の視界はどんどん暗くなっていき





体の感覚が無くなっていった。













重い瞼を閉じる瞬間












僕には世界が崩れていく様に見えた。


























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