第5話

振り向いた瞬間には
829
2023/01/28 12:00 更新
















また今日も何時もの様に
太宰治
あなた君、これも頼むよ
あなた
ニコッ


辛くは無かった...悲しくは無かった...



ただきっと、僕はどうでも良い様な存在だった、ただそれだけだったんだ。



ナオミ
あなたさん!


また何時もの呼びかけが入る。


きっとまた、会議室にお茶を運ぶ



だけどそれも「僕の」仕事なんだ。




皆さんの為に...





あなた
はい!なんでしょうか?
ナオミ
お茶菓子を買ってきて欲しいんです!お願いできますか?


あなた
はい!ニコッ







結局これもまた、必要のない物...そんな訳ないか(笑)





しかしながら、ちょっと買いすぎたかな?


両手が塞がっちゃったナー













?「お前も苦しめ」




?なんだろ...



空耳...?かな












男
死ね










ハッとして振り向いた時には...僕はもう...



"刺されていた"



何処か見覚えのあるような男



だけど思い出せぬ儘、倒れた僕の視界はどんどん暗くなっていき





体の感覚が無くなっていった。













重い瞼を閉じる瞬間












僕には世界が崩れていく様に見えた。


























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