🦁「いい加減にしろよ。」
見たことも無いくらいの鋭い目付きで言う てひょん。
それに対して
🐥「なに?んじゃあ僕とあなたの関係について君が口出しできるわけ?」
🐥「いきなり友達になって、いきなり親しくなった君に?僕は無理だと思うな笑」
『ちょっと!!』
🦁「いいよ、あなた。大丈夫だから」
そう言って私には優しい眼差しで見てくる てひょん。
『でも……』
🦁「いいんだ、確かに僕は今年から友達になったようなあなたにとっては ただの友人 だ。」
🦁「だけど、だとしても俺はお前みたいにあなたのことを言おうとも思わない。」
🦁「この2人の間柄は 幼馴染 ってことしか知らないけれど俺はこれからこいつと離れようとも思わないし、ましてやお前みたいに悪口を言おうとも思わない。」
🐥「………笑」
🦁「……何が面白い」
🐥「いや、あなたもあなただよ笑」
『……は?』
🐥「こんな女々しいやつがいいのか?笑」
私はそう言われた瞬間
じみなにビンタしていた ___
next
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!