第6話

6.何者にも成れない
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2026/02/21 03:11 更新
私が12歳のとき、




街頭ビジョンに映るホークスを見た────────。






史上最年少の早すぎるホークス。
18歳で事務所を立ち上げたホークス。



兄さんのせいで私はAFOに育てられた。兄さんが公安に保護されたから、利用価値があると考えられてAFOは私を使った。
全部…全部兄さんのせいなのに、なんでそんな風に空を飛べるの、?






────────────『すごいな、兄さんは』






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私は幼いときから役目が二つあった。

一つ、AFOを裏切った者・AFOの敵となる者の排除


二つ目は





殻木球大の実験体。




血にまみれた日々だった。それが当たり前だった。

だから、自由に空を舞う兄さんが憎かった。




だから、自由に空を舞う兄さんがかっこよかった。










────「クラスが孤立するタイミングを教えなさい」








そして、そんな希望ひかりがとても陳腐なものであると、ヒクイはわかっている。






──────『1時間目・USJでの災害救助演習です。』











「1A集合ー!!番号順で2列に並ぶように!」



この後USJではおそらくヴィランが来る。だめだ、私はそれを見過ごせるほど、!




『相澤先生、少し頭が痛くて…保健室で休んでもいいですか?』



臆病な火喰鳥ヒクイドリ───────。




私のヴィラン名にぴったりな鳥。

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