第7話

もしかして、わたし?
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2026/08/19 08:27 更新
次の日の朝

私は教室にはいるなり、昨日の放課後のことを思い出していた。

ーー「その人と、もっと話したい」

朝光くんが言った言葉

誰のことなのかは、まだ分からない

そのことが気になって仕方がない
(なまえ)
あなた
……もしかして
そこまで考えて、私は慌てて首を振る
(なまえ)
あなた
いやいやそんなわけない
すると、
朝光
朝光
なにが?
(なまえ)
あなた
えっ!?
突然目の前に、朝光くんがいた
(なまえ)
あなた
……なんでもない
朝光
朝光
ふーん
朝光くんは少し不思議そうな顔をしながら、自分の席へと向かった。

その様子を、教室の後ろから4人が見ていた。
ジフン
ジフン
……今の絶対怪しい
ジフンが小声で言う
ヨシ
ヨシ
うん
ヨシも頷く
ヒョンソク
ヒョンソク
朝光、最近あの子の近くにいること多くない?
ヒョンソクが笑いながら言う
ジュンギュ
ジュンギュ
今日も作戦する?
ジュンギュが楽しそうに聞く
ジフン
ジフン
もちろん
4人が顔を見合わせた





そして昼休み
ヒョンソク
ヒョンソク
ねえ、これ職員室に持っていってくれない?
ヒョンソクくんに頼まれた私はプリントを受け取った
(なまえ)
あなた
いいよ!
ヒョンソク
ヒョンソク
ありがとう
その直後
ヒョンソク
ヒョンソク
朝光、お前もお願い!
朝光
朝光
……俺?
ヒョンソク
ヒョンソク
うん。二人で行ってきて!
(なまえ)
あなた
え?
私が驚いている間に、朝光くんはプリントを受け取った
朝光
朝光
…いこ
(なまえ)
あなた
う、うん
廊下を2人で歩く

昨日から、こういう時間増えてる気がする
(なまえ)
あなた
……ねえ
私が口を開く
朝光
朝光
ん?
(なまえ)
あなた
昨日の話……
朝光くんが足をとめる
朝光
朝光
気になる人の話?
(なまえ)
あなた
……うん
少しだけ迷ってから、私は聞いた
(なまえ)
あなた
その人って……どんな人?
朝光
朝光
え?
朝光
朝光
よく話すし、最近よく目が合う
私の心臓が、ドクンと鳴った
(なまえ)
あなた
それって……
朝光
朝光
まだ秘密
朝光くんはそう言って、少し笑った

その笑顔を見た瞬間。

私のなかに、一つの答えが浮かんだ

ーーもしかして

でも、怖くて聞けない

もし違ったら。

今までみたいに話せなくなってしまいそうだから。

職員室から戻ると、教室には4人が待っていた。
ジフン
ジフン
おかえり〜
とジフンが笑顔で迎える
ジフン
ジフン
どうだった?
朝光
朝光
なにが?
ジフン
ジフン
いや、なんでもない笑
朝光くんがジフンくんを睨む
朝光
朝光
……うるさい
ジフン
ジフン
はいはい
4人が笑う

私も思わず笑ってしまった

そのとき朝光くんと目が合う

ほんの一瞬

でもーー

今までとは少し違って見えた
(なまえ)
あなた
……もしかして
小さく呟く

まだ確信はつかない

だけど、もし本当にそうだったら

そう思うと、胸が少しだけ温かくなった




放課後

帰りをしている私の机に1枚の小さなメモが置かれていた

『明日、放課後話したい』

名前は書いていない

でも、誰なのかすぐに分かった

私はその手紙を見つめながら
(なまえ)
あなた
……どうしよう
小さく呟いた

明日。

何かが変わるかもしれない

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