今日からGW。
それは家の次男、
晴兄も同じなようで久しぶりに帰省している。
晴兄は百鬼学園という学校で働く教師なのだ。
ぼくは今日の午後のお祭りに
てぃあらちゃんと参加するため、
午前中に読書を済ませておこうと読んでいるところだ。
今の声は晴兄...だね。
...え?魔王?トイレに??
すると雨兄から声を掛けられた。
駅...?珍しいな...。
良し、ついて行くついでに本をねだろう(ぼくはてぃあらちゃんに貰った
勿怪のリュックに荷物を詰めた。
無事に雨兄のお金で本を2冊買ってもらった。(5000円分)びっくりした...。
いきなり大きな女性の声が聞こえてきて驚いた。
女性はナンパをされているようで
友達と思われる人達は笑って眺めてる。
可哀想だな...とは思うが、ぼくは幼稚園児だ。
止めに入ったところで相手にされるわけが無い。
雨兄に助けを求めようとすると、
雨兄はもうそっちの方へ向かっていた。
雨兄はそう言うとナンパやろうの腕を掴んだ。
その瞬間、その場の一同が文字通り目を丸くした。
ぼくもちょっと反論してみた。
てぃあらちゃんの彼氏になる第一歩だ。
チビ晴明?
すると、ナンパやろうが応戦してきた。
だが雨兄の威圧に押され若干怖気付いている。
弱い犬ほど良く吠えるとはこの事だと思う。
最後にぼくの方を見てボソッと呟いた。
偶然雨兄と声が重なった。
それと同時に雨兄は所謂足ドンをした。
雨兄はそのまま言葉を繋げる。
ナンパされていた女性は顔を赤らめ、
周りにいた友達だと思われる人達は嘔吐していた...
どういう事?
雨兄はアホ毛で遠くのおばあさんを指した。
え?待ってどうやってんの?
ナンパやろう二人組は
今度は泣く泣くおばあさんにナンパをしに去った。
雨兄はナンパをされていた女性に声を掛けた。
と、雨兄が口にした瞬間、
という掛け声と共に、周囲にいた
比較的低身長な男性が雨兄の頬をぶった。
と、大分興奮気味なようだけど大丈夫かな?
何故かセーラー服に反応している。
この服はお兄ちゃん達のお下がりだから
今は何とも思ってないけど...。
褒めているのか貶しているのか...。
すると、いつの間にか金髪の男性が
電話にでていたようで応答をしている。
すると、遠くから聞き慣れた声が聞こえてきた。
という晴兄は、グ○コのポーズで
こちらに向かって来た。
なんというか...うん...キショい()
晴兄は佐野くんと呼ばれた金髪の男性に抱き着いた。
のだが、直ぐに頭をかち割られ剥がされた。
扱い雑だな...。
すると雨兄が口を開いた。
雨兄はまだ頭にビンタをしてきた男性を
頭に乗せていた。
晴兄も気づいた様であり、ぼく達の名前を呼んだ。





















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。