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第17話

あの時。
♪〜
まふゆ
まふゆ
…!?
翔太
翔太
これ…まふゆの…
彼の言葉に私は大きく上下に首を振った。
店内…私の曲が流れてる…
こんなこと初めてで、私は思わず店内を見回す。
どこかの誰かが、私を知っているかもしれない。
この近辺にいるかもしれない。
少し…怖い。
翔太
翔太
俺が1番好きな曲だ〜♪
なんて彼はリズムにのりながら、店員を呼んだ。
@@@
翔太
翔太
あのさ、今から連れていきたい場所があるんだけど。
お店を出た途端、彼はそう言った。
まふゆ
まふゆ
え?どこ?
翔太
翔太
秘密、今から行かない?
彼は首を傾げて、私を見つめてくる。
断る理由は何1つも、ない。
まふゆ
まふゆ
いいよ?行こう?
翔太
翔太
じゃあこっちだ。
そう言うと翔太くんは私の手を取り反対方向に歩き出した。
まふゆ
まふゆ
ちょっ!
翔太
翔太
いいでしょ、手ぐらい…
繋がれた手がギュッと強くなった気がした。
@@@
電車に揺られること1時間弱_
空は何一つ変わらず青々としているおやつ時。
結構な時間をかけていきたいところ…って?
私には検討もつかなかった。
街からはずれていくに連れて、電車の中の人は減っていく。
この両は、私達だけだ。
翔太
翔太
次で降りるよ…次ね。
窓の外を見つめていた彼が、急に口を開いた。
@@@
少し酔った気がした。
クラクラして、足元もおぼつかない。
翔太
翔太
大丈夫?
電車から降りようとした時、彼が手を貸してくれた。
まふゆ
まふゆ
あ、ありがとう。
翔太
翔太
ふふっいいよ。
なんか「あの時」みたいだね。
「あの時_」