第9話

usual
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2019/09/26 15:17
それからというものの、毎日のように四宮たまきは屋上にきた。




教室にいる時は四宮たまきのまわりには色んな人がいるのに。その人らと一緒に食べればいいのに。








だけど、この頃の私は四宮たまきが屋上に来ることに慣れかけていた。








別になかよくなったってわけではないけど、明らかに話す回数が多くなっていた。







「らんーーーー!頼みがあるんだけど!」





(相変わらず馴れ馴れしいな)




そう思いながらも私はこたえた。






「何?」






「勉強教えてくんない?」





「無理。」





即座に私はそう言った。






「えーーーなんでー?お願い!」





駄々をこねる子供のようにお願いしてきた。






「なんで私?他の子に頼めば?」





「頼める子居ないんだってば!なんでも奢るから!」






「、、、、、わかったよ、、」





「やったー!じゃあ今日の放課後!図書館で待ってるわ!」




正直自分がなんで了承してしまったのか分からなかった。




やっぱり断ろうと思ったけど、断るのすらめんどくさくてやめた。





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