第18話

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2026/02/07 15:00 更新
投稿遅くなってすみません💦



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🩷side


朝の光がカーテンの隙間から差し込んで、部屋が少しずつ明るくなってきた。
ぼくは布団の中で目をこすりながら、隣に寝ている謙杜の寝顔を見ていた。

そのとき、リビングのほうから小さな音がした。
「……だぁ」

聞き慣れた声に、ぼくは一気に目が覚める。
駿佑
流星、起きたんかな
布団から出てリビングへ行こうとした、その瞬間。
流星
だぁ!だぁ!
ぱたぱたぱた、とものすごい速さでハイハイしてくる音。
駿佑
え、はや……
次の瞬間、流星がぼくの足元に飛び込んできて、ぎゅっとズボンを掴んだ。
流星
だぁ!
駿佑
……え?
ぼくのところに、一直線。

昨日までなら、真っ先に大吾のところに行っていたはずなのに。
駿佑
流星?
抱っこすると、安心したみたいに肩に顔をうずめてくる。
流星
……だぁ
その後ろから、眠そうな顔の大吾が出てきた。
大吾
りゅうせー……
大吾
……え?
流星は大吾の方をちらっと見ただけで、またぼくにしがみつく。
流星
だぁ
大吾
……なんで
大吾
なんでしゅんにぃのとこ行くん?
駿佑
え、ぼくもわからん……
その様子を見て、恭平と謙杜がくすくす笑う。
恭平
昨日のことがきっかけやな
謙杜
完全になついたやん(笑)
大吾
え……
大吾
ぼくのりゅーせーなのに……
目に見えてしょんぼりする大吾。
流星
だぁ
ぼくの服をぎゅっと掴んで、離れようとしない。
大吾
……りゅーせー
大吾
こっちおいで
手を伸ばすけど、流星は首をふる。
大吾
うそやん……
謙杜
嫉妬してる(笑)
恭平
顔に出すぎ(笑)
ぼくは困って、流星の背中をぽんぽんしながら言った。
駿佑
だいご、悲しそうやで
駿佑
流星、行ってあげたら?
少し考えるみたいに間をあけてから、ゆっくり大吾の方へハイハイしていく。
大吾
……っ!
でも、途中でまた振り返って、ぼくを見る。
流星
だぁ
大吾
え、なんで戻るん
結局、流星はまたぼくのところに戻ってきた。
大吾
……
丈一郎
だいご、元気出し
丈一郎
流星の世界、今ちょっと広がっただけや
大吾
……ほんまに?
和也
ほんまや
和也
それに、ちゃんと大吾のことも大好きや
大吾
……うん
それでも、やっぱり少し寂しそうで。

ぼくは流星を抱っこしたまま、大吾のところへ近づいた。
駿佑
一緒にぎゅーしよ
大吾
……うん‼︎‼︎
三人でくっつくと、流星は楽しそうに笑った。
流星
だぁ!
大吾
……かわいい
ぼくは思った。
流星の一番は、きっとずっと大吾。
でも、少しだけ、ぼくの居場所も増えたんやって。

それが、なんだか嬉しかった。

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