第5話

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2026/06/26 22:52 更新
あなた
……っし
あなた
終わったよ

結構な頻度で怪我をして帰ってくる
暗君の手当てが終わった。
いつもありがとう…
あなた
いえいえ





あなた
…嫌だった事とか楽しかったこと
あなた
何でもいいからさ、
暗君が良ければいつか話してよ!
あなた
たまには話聞きたいな
…うん、わかった
ありがとう
あなた
じゃ、私は道具戻してくるね
こくり)




────




そういや一つ目君達の名前聞いてなかったな…
後で聞きに行こっかな







あれ?道具の置き部屋使ってある
てことはあの人たち招いたのかな







中から声が聞こえる……
連助
ここでの俺達の行動次第で、未来が変わるかもしれない




ん?





連助
攫われかけたあの赤ん坊
母親がはじめって呼んでた
晴明
一って…
君のお父さんの名前じゃん
連助
だとしたら
連助
もしあのまま攫われてたら
俺が生まれてくる未来はなくなってた
連助
だから俺の存在が消えかかった
晴明
じゃあ飯綱君のマフラーが消えかかったのは
飯綱君が荊棘さんに嫌われまくって
晴明
二人が結婚しない未来に
なりかかってたってこと!?



やっぱり未来から来てるんだ。






あの人たちの話的には
荊棘が婚約を取り消して未来でイヅナさんと結婚して?

そんでそのイヅナさんが着けてたマフラーは
荊棘の手作りって訳か。


秦中
なら俺らは
ここではもう何もしないほうがいいのか
連助
いや、そうもいかないみたいだ
連助
親父が人攫いから助けられたのだって
俺たちがあそこで手助けしたからだろ?



連助
つまり 俺らの元いた時代はすでに
連助
俺らがこの明治の時代で行動しまくった上で成り立ってる時代なんだと思う
連助
秦中も言ってたろ?
荊棘さんに出会った頃から好かれてたって
晴明
それってもしかして…
晴明
飯綱君は荊棘さんを
許婚から略奪しなきゃいけないってこと!?




ドアに耳をつけて盗み聞きをしていたところ
横に誰かが来た。



あ、あなた何してるの?
あなた
しーっ!



秦中
それ俺すっげー嫌な奴じゃね?
連助
もう一縷の望みをかけてその許婚が
すごいクズとかであってくれと思うしか…
ガチャ)
へぇー
メガネのお兄さん
本気で荊棘と結ばれるつもりなんだ
山崎
ほ…本気だったんだ
いいじゃん、俺応援する
面白そうだし
あなた
面白そうって……
晴明
君たちどこから聞いてたの?
荊棘を許婚から略奪ってあたりだよ



で、どーやって荊棘口説くつもり?
秦中
え!?えーっと…





ならちょうどいいのがあってさ
今夜鬼妖怪が集まる夜会があるんだ
俺、父親の代わりに行かなきゃいけなくて
そこに神酒家は嫌でも来るだろうから
荊棘に会えると思うよ
俺らの友人ってことで
連れてってあげよーか?
晴明
鬼妖怪だけのパーティーがあるんだ
連助
この時代の妖怪は種族によって明確に階級が違うんだよ
連助
妖力や妖術の高さ、知能の高さで階級が決まり、
それらの能力が高い鬼妖怪は皆階級が高かったってわけだ
連助
逆に動物妖怪はどの能力も高いとは言えない
連助
鬼と動物妖怪の身分差を考えたら、山崎さん達が
秦中と荊棘さんは絶対結ばれないと思うのも当然だよ
晴明
へー!
秦中
つーか 俺たちって?
晴明
あと明君とあなたちゃん距離近いよね
なんで?
だってあなたも鬼妖怪だし夜会には行くよ?
晴明
え!?
あなた
なんなら私の家が夜会行かなくても
どうせ連れてかれるよ
晴明
それって…
山崎
うん、あなたちゃんは鬼女紅葉でね
鬼妖怪の中でも割と上の階級なんだ
山崎
そしたら当然許婚がいるわけで……





山崎
それが明君なんだよ
山崎
だから距離近いんだよね
秦中
は!?
晴明
初耳…
連助
そうだったんだ…タマが起きたら話しておこ

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