モトキside
音楽フェスから2週間が経ち季節は桜のまう季節になった。
あれからぺけは少しずつだけど歌えるようになった。マサイやみんながぺけ支えていたから
俺は今、ぺけと2人で俺の家にいる
ぺけはマサイの話になるとすぐに顔を赤くする本当に仲良いな〜
そう、最近ダーマは仕事が忙しく中々逢えない…口では大丈夫みたいなことを言ってるけど本当は寂しい……ぺけやとしみつが羨ましいくらいに……でも彼の選んだことがから仕方ないよね
彼らはいつも一緒にいる
その時はとしみつが普段より照れているのでニヤニヤしながら見ている。
ダーマと一緒に過ごせる。その日まで楽しみにしておこうかな
マサイside
[数日前]
そう、この間夜に散歩をしていた時に偶然見つけた場所だった。
ぺけは本当に優しい人だ……親友のことも心配しているなんて…
ぺけは顔を赤くして頷いた
[現在]
カチャ…
ガチャ…
やっぱりダーマもモトキのこと気づいてんのかな
俺はぺけにさっきの電話の内容を送ったのだった。
ダーマside
マサイからの電話で夜桜を見に行くことになった。最近モトキと2人きりになれなかったからちょうどいいのかもしれない。
えーと確か…今週の週末は空いているけど……
あ、2週間後なら大丈夫だな!
その時だった今度はシルクから電話が来た。
そう、UUUMが新しく新事務所を設立したらしく、それを記念するものらしい。
俺は電話を切り残っている仕事を片付けた。
週末を楽しみにしながら
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。