財部side
マサイを紅華の元へ送ったあと俺たちは胡蝶三姉妹と対峙する。
俺ととしみつ、ザカオ、ゆめまるは三女の胡蝶 雫を相手にすることにした。だが、さっきから彼女は他のふたりとは違う感情を感じる。ナイフに迷いがある。
彼女はナイフを振っているが一向に当たる気配がない。
彼女はさっきよりも素早く俺にナイフを振る
雫は大きくナイフを振り上げた
としみつが鎖鎌の鎖で彼女のナイフを弾き飛ばした。
彼女は観念したのか語り出した。
その時だった、通信機からきょんちゃんの声が聞こえた。
きょん「雫さん、俺もその気持ち分かります。」
きょん「俺は子供の頃両親が離婚して、貧乏で兄貴とお姉ちゃんが母の代わりに俺を育ててくれました。俺だって、2人の足でまといになんかなりたくは無かったです。」
きょん「でも、本当の気持ちは兄弟でも姉妹でも伝えた方がいいです!このまま何も伝えられないより、自分の気持ちに素直になって伝えるべきです!」
彼女は涙を浮かべていた。
これで三女は大丈夫そうだ
シルクside
俺とモトキ、りょうくん、ダーマは次女である燐さんと戦う。
ne燐さんは俺にするとい蹴りを加える、俺は咄嗟に受け流した。
燐さんは俺たちに攻撃をし続ける。
燐さんは標的をモトキに移した
燐さんはモトキに重たい蹴りを食らわせた。
ダーマが矢を放そうとする。
燐さんは俺たちに向かって強い蹴りを加えようとした。その時だった!
「もう辞めて!燐お姉様!!」
俺の前に人影が現れ、燐さんの蹴りを受けた
その正体は
雫さんは痛みに耐えながら話す
燐さんの目には泪が溢れてきていた。
燐さんはもう大丈夫……きっと正しい道に進んでくれる
てつやside
俺と虫さん、ヒカキンさん、そらで蘭さんを相手している。蘭さんは2丁の拳銃を持って素早い動きで攻撃している。
ヒカキンさんが結界を張りながら戦っている
俺は銃弾から守るために放った。
虫さんが薙刀で拳銃を打ち払う!
その時だった、通信機からあやなんの声が聞こえた。
あやなん「そんなの間違ってるわ!」
あやなん「確かに親としては強く生きて欲しい、だけど間違った道になんか進んで欲しくない!!私だってぽんすにもそうやって生きて欲しい!」
セイキン「それは僕も同じだよ」
セイキン「僕もぽんちゃんもチビキンには正しくて強い子に育って欲しい。君のご両親だってそう思ってるよ。僕達の母さんもそうだった。」
あやなん「今のあなたを見た両親はきっと悲しむわ、人を犠牲にしても強くあるあなたに」
「それは私達も同じですお姉様!!」
そこに燐さんと雫さんが来た。
俺たちは階段を上り、紅華の元へ向かった。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。