第27話

未来
43
2018/01/14 11:00 更新
「………………………………」

私たちは、その方法に愕然としたが、
それしかないと、腹を括った。

そして、私は「時間」に案内され、外の世界に出る道に辿り着いた。

「こんな方法って…」

「君だけのためじゃない、わしらの為でもあるんじゃ。」

「いや、私、戻りたくない。」

私は泣きながら訴えた。

「巻き込んでしまってすまなかった。『大切なこと』を知った今の君なら、きっと外の世界に出られる。行きなさい。」

「時間」は、私の背中をポンと押した。
その瞬間、私は真っ白な空間に放り出され、道を歩み始めた。抵抗しても、足が勝手に動いて、いうことをきかない。でも、涙だけは、
ボロボロと流れ落ちていった。

しばらく歩いた先に、何か、人影が見えた。
それはー

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