あなたside

最近、私とドギョムさんの距離が近くなっている気がする…。


気がするだけで、勘違いなのかもしれないけど、明らかにアイドルとファンの間柄では無い…！


だって、ほぼ毎日のように電話したりしてるんだよ？


さすがにそんなこと普通じゃありえないよね…？


私がティアだからというのもあって、連絡先が交換できたけど、職権乱用になってないかな…？

ドギョムさん推しの人とかは、嫌な気持ちにならないかな…？


仮にも私はファンだし…？


ちょっと距離置いた方がいいのかもしれない…。

私は少しずつ、ドギョムさんとの距離を置くことにした。


実行あるのみ！ということで、こんな取り組みをした。

1、返信速度を遅くする
(推しだということもあり、かなり返信速度は早かったのだが、それを遅くするということ)
2、電話を控える
(推しと電話出来るなんて、嬉しすぎる！ということもあり、ほぼ高確率で電話に誘われたらしていたのだが、それをなるべく控えるということ)
3、ドギョムさんの投稿を控える
(カトクをしたり、電話をしたりするとついつい嬉しくなって、投稿頻度が増えてしまう。それはだめだと思い、とりあえず頻度を減らしてみる)




気づけば、早1週間…！


ほぼ毎日のように続けている…！


もちろん、仕事があるときはほぼほぼ連絡は取れないわけだし、結構順調だ…！

私は1人で意気込んでいた…！

ドギョムside

なんかもう、明らかに避けられてるなって思ってしまう…。



カトクは、未読になることが多いし、返信がくるとしても、何時間後とか…！

電話を誘っても、仕事がーってすぐに断られちゃうし…？

しかもしかも！僕の投稿を全然してくれなくなった…！


いつもだったら、いっぱいしてくれてたのに！

なんかもうほんとに泣きそうになってくる…！

ウジヒョンが僕に話しかけてくれた。


あなたちゃんがティアさんだということがわかってから、なにかとウジヒョンと話すことが多くなった。

少し半泣きでウジヒョンに伝えた。

ウジヒョンも不思議に思ったのか、眉をひそめている。

僕だって、出来ることなら信じたくない！


でも、現実だもん！

ウジヒョンが僕の傷をえぐるように言ってきた。

何かしたのかな？とか、僕がめんどくさいからなのかな？とか…。


もしかして、推し変した…？とか…！


ほんとに余計なことを考えてしまう。


あなたちゃんに限って、そんなことはないと思うし…？

僕の心の支えになっているあなたちゃん。


そんなあなたちゃんがいなくなったら、もうやってけない…！


たぶん死んじゃうんじゃないかな…？

そんなのありましたっけ…？

あなたちゃんが来るの！？


えっ！？聞いてないんだけど…！！

たしかに…。


あなたちゃんは、ティアさんとして顔を出していない。


僕たちは、たまたまファンであったあなたちゃんがティアさんだったから元々顔とかは知っていたけど、普通の人は初めてだもんな…。

あなたちゃんのことをもっといろんな人に知られるのはすごく嬉しい…！


けど、それと同時にもう僕たちだけじゃないんだなっていう悲しい気持ちもある。


でも、あなたちゃんが決めたことなら僕はすごく応援する！

決めた理由の1つが僕なのがすごく嬉しい…！

ウジヒョンは何か言いかけたけど、結局何かは言ってくれなかった。

僕はとてもワクワクしていた…！


だって、久しぶりにあなたちゃんのことを見れるんだもん…！

そんなの嬉しいに決まってる…！

ウジside

ドギョマが出るから、ティアさんが決めたって言うのが1番なんだけど…。


でも、もう1つの理由として弟であるソラくんが出るということもあった。


ソラくんが入っているグループである、Lessが初めて授賞式に出るらしく、ソラくんがティアさんに来てほしい！と駄々をこねたらしい笑



ソラくんはそれはそれはティアさんのことが大好きみたいで、ストーリーや投稿にもなにかとティアさんを載せている。


それは、ティアさんも変わらないようで…笑


弟の初の授賞式があるんなら、生で見たい！という気持ちがあったそう…。

可愛すぎる兄弟だなーと思った笑


あの姉にして、弟でしょ？


2人ともほんとに美形って感じだし…？それは、大好きにもなりますよね…笑

ティアさんは隠したそうだったけど、ソラくんはべつにそんな感じはしなかった…。


なんなら、みんなに牽制の意味もこめて大々的に発表しそうな勢いだ笑

カトクでの連絡は何度もあるが、会うとなるとライブ以来になる。


ティアさんとして接するってなると、なんかすごく緊張するかも…！


僕は、ティアさんのことを尊敬しているし、ほんとに憧れの存在でもある…！

柄にもなく緊張する僕は、相当ティアさんにハマっているんだと知った…。