第14話

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2021/04/01 14:15
あなたside










MIU404の撮影が終わり、
新しいドラマがもうすぐ始まる
主題歌も任され、曲をどうするかプロデューサーさん達と協議

そんな中、同時進行で進んでいたのがドクター・デスの遺産の公開に向けた宣伝活動。





もう最近はずっと剛さんと一緒。
仕事場に行けば、違う役のキャストでも剛さんはいる。

いつも変わらず、周りを見て、私にもたくさん声をかけてくれる












そんな中でも私はこの前のことが頭をチラついて、どこか上の空。




スタッフ「まっきー?だいじょぶ?」

『はっ!ごめんなさい、ぼーっとしてました、』

スタッフ「大丈夫。最近忙しいから疲れてるんじゃない?」

『まぁ。でも忙しいのはたくさんお仕事があるからで、嬉しいですよ』

スタッフ「ふふ、そうね。頑張りましょう」

『はい!』






女性のスタッフの方は、こうも気さくで優しい方ばかり。

でも、男性のスタッフの方はちょっと苦手だったりする。










最近、視線を感じるのだ。


誰なのかはだいたい検討がつく。
新しいドラマのスタッフ、附田さんだ。










附田「あなたちゃん、お疲れ様」

『っ、お疲れ様です。』

附田「疲れてるんだってね?大丈夫?」




そう言って手を伸ばして来るから、反射的に拒んでしまった。






『あ、ごめんなさい、、』







こうやって接触してきたのは初めてだから、凄く怖かった

誰かに助けを求めようとも、誰にも言えない。










どうしよう、と頭の中で考えを巡らせていると、隣に誰かが座った









『ん、?』

綾野「大丈夫?」

『っ剛さん!』

綾野「あの人、新しいドラマのスタッフさんだよね。」




附田さんをちらっと見ながら話す剛さん。




『そうです、』

綾野「おかしいね。今日はドクターデスのお仕事なのに。なんでここにいるんだろ、」

『、あの人、』

綾野「大丈夫。分かってるから」





そう言って抱き寄せて、背中をさすってくれた。







綾野「怖いよね、」

『っはい、』

綾野「さっき直ぐに助けてあげられなくてごめん。」

『剛さんのせいじゃないです、、』

綾野「なんかあったら直ぐに教えて。俺が助けるから」

『ありがとうございます、』






こうやってすぐ気付いてくれるところにも、、惹かれていく













やっぱり、私は剛さんが