第2話

第1話
205
2024/06/02 12:46
ザー ザー    私達を恨むように降って打ち付ける雨。
子供「ねぇ、ママ早く帰ろう。」
母親「そうね。早く帰りましょう。」
高校生「雨じゃん!」
高校生「早く帰ろうぜ。」
冬香
お姉ちゃん、寒い。これからどうなんの?
あなた
大丈夫。ほら、お姉ちゃんにくっつく?孤児院の事はこれからは絶対秘密ね。
孤児院であった事は何故か誰にも話しちゃいけない様な気がした。この小さな頭で考えられた限界なのかも。
正直私達の小さな体ではこの寒さは限界。
もう後何時間かで死ぬ気がする。

何も無い 何も無い 自分に言い聞かせる。

そして大丈夫 大丈夫と言い聞かせる。



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一方その頃、
お母さん、お買い物行ってくるからね。良い子に待っててね。辰哉ー、大介ー、弟達の面倒見お願い。
辰哉
はーい。いてら〜。
大介
いってらっしゃーい。
ラウール
早く帰って来る?
うん!良い子にしてたらね。
ラウール
はーい。
ラウール、遊ぼーぜ。
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冬香
お姉ちゃん、お腹空いた。
あなた
そうだよね。今日は我慢かなー。ごめんね。
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急げ 急げ!
ん?あれは、、子供!?
冬香
ん?お姉ちゃん!なんかこっちに走って来たよ!
貴方達大丈夫!?風邪引くわよ!家は?
あなた
家は、、
冬香
私達、孤児院で育ったんだよ。
そうなのね!じゃあ孤児院帰る?
冬香
やだ!
うーん。分かったわ。一緒に家帰りましょう。どう?良い?
冬香
良いの!?ありがとう!
分かったわ。私に着いておいで。
冬香
うん!
あなた
うん、、
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家では、、
辰哉
おーい!飯食うぞ!
大介
はーい!
翔太
はーい。
はーい。
亮平
はーい。
康二
はーい!蓮、ラウ行こっ!
うん!はーい!
ラウール
うん!行こっ!はーい!
辰哉
全員揃ったか?
翔太
涼太ー。今日は?
涼太
今日は、みんな大好き洋食だよ。オムライスもあるよ。
辰哉
よし!揃ったな!せーの、
全員
いただきます!
大介
ウマっ!
亮平
おいしー。
やっぱり上手だな。
ラウール
おいしーね。
ガチャ
辰哉
おかえりー、って誰?
街で雨に打たれてたの。来る?って聞いたら来るって言ったから連れて来たの。
辰哉
いや、連れて来て大丈夫なのかよ!
孤児院から逃げ出して来たんだって。理由は聞いても教えてくれないの。
辰哉
そっか、俺 タオル持ってくる!
ありがとね。
亮平
そんなにバタバタしてどうしt、誰?
事情は辰哉に聞いて。ごめん、亮平もタオル持って来てくれない?
亮平
わ、分かった!
冬香
ここがお家ー?
あなた
いいの?本当に来て、
うん!大丈夫よ。心配しないで。
おかえりー、ってどういう状況!?
まあまあ 後で話すから、食べてて良いわよ。























































UTAHA
良い感じの所で終わってごめんなさい!こんな感じで書いていきます!要望はコメント欄へ! (※展開は決めています。別展開の要望を書いてください。)

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