目黒side
最近、亮平の様子がおかしい。
家に来て、遊んでる時も
よく電話が鳴るし、
休み中、普通にみんなと話していても
電話がなって自分の部屋に行くことが増えた。
亮平が休みの日に、デートに誘うと
断られた。
なんでなのか、ずっと気になってる
佐久間「でさ!最近の嫁が」
阿部「またアニメの話かよー」
佐久間「嫁だからしょうがない。」
その時、電話がなった。
阿部「あーごめん。ちょっと出てくる」
亮平は、自分の部屋に向かった。
佐久間「また電話だ、誰と話してるんだろう」
深澤「確かにねー。」
向井「めめなんか知っとらんの?」
目黒「なんにも知らない」
佐久間「みんなさ、阿部ちゃんがどこで働いてたのかとか謎じゃない?」
向井「確かにな。関西の時は知っとるけど……東京出てきてからは知らへんからな」
ラウ「ねぇみんなはさ、この人知ってる?」
ラウールが見えてきた写真には
ある人と亮平がカフェでお茶してる写真だった。
岩本「この人って……」
深澤「佐藤勝利……だな」
ラウ「新作を飲みにカフェに行ったら、阿部ちゃんと佐藤勝利さんがいて……遠くだったから何話してたかは分からないけど」
深澤「阿部ちゃん、向こうの店行くとか言わないよね」
岩本「阿部を信じろ。大丈夫だ」
目黒「あの……その佐藤勝利さんってどこで働いてるんですか?」
佐久間「佐藤勝利が働いてるところは……」
阿部「昼は執事喫茶。夜はホスト。そんな店だよ」
目黒「阿部ちゃん?!」
そこには、私服に着替えた亮平がいた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。