第38話

何回だって欲しがっちゃって
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2026/03/05 12:58 更新

RYUKI side





朝からずっと目合わせてくれないあなた。



いつもならちゃんと目見て話してくれるのに目合ってもすぐ逸らされる




「てかさっきからなんで目合わせてくれんの?」







『んー、別に。』





睨んでるつもりなんやろうけどむしろかわいい




「なにその顔笑」





『なんでもない』






「絶対なんか言いたい顔してる」






『…』




あれ、まじでなんか言いたかったんや




「どうしたん」






あなたが小さく


『昨日の夜さ、』





「うん」






『りゅうきちょっと怖かった』







「え、ごめん」








『いや怖いっていうか…なんか知らん顔してた』








「、余裕なかった」








「まじギリやった」







『…そうなん、?』








「ごめん。怖がらせたら意味ないよな」









『怖かったけど、いやじゃなかったで』






あざと。まじでかわいい







「…それ言うなよ」










『なんで』






さっきまで目合わせてこんかったくせに
俺が余裕ないのわかったからか、上目遣いで目覗き込んでくるあなた。






「それ聞いたら俺また調子乗る」










『いや乗ってるやんもう笑』








甘い空気が流れる






「昨日の続きはせん」









『なんで』









「昼やからやろ?笑」





また睨んでくるあなた。全然睨めてないかわいいだけ






「夜まで我慢」









『どうせ無理やろ』










「無理じゃないよゆー」








『ふーん?』













あなた side



夜まで我慢て。なんやそれ。



どーせりゅうきのことやから我慢とか言ってハグぐらいしてくるんやろうなー。


















夕方


映画タイム。


距離近いのに触れてこない。

逆に落ち着かん




『なんで触らんの』




りゅうき、視線テレビのまま。




「我慢中」






『さっきから手こっち向いてるけど。』








「あれ。それは無意識」





集中してると肩に頭置いてきて


「あなたっていい匂いするよな」





『そう?香水つけてないで』





「シャンプー?」





『昨日りゅうきのシャンプー使った』




「あ、そっか昨日。あー、うんそっかそっか」




なんかにやにやしてるりゅうき。




『なんやねん笑にやにやすなよ』






「えー?いや同じシャンプーっていいなって」






『何言ってるねん。てかこれはいいん?我慢するんじゃなかったん』




りゅうきの頭をつんつんして退かそうとしてみる。




「触ってないもん」



あんま変わらんけどな。あほやなこいつ。


































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