話は突然に。
母「グクが自分で決めたことらしいの」
なんで悲しがってるの
忘れられるチャンスなのに。
母「でも、韓国にいくって」
※現在は日本にいます(2人は日韓ハーフ。現在通っている学校は外国人の専門学校。
母「そう 再婚してから戻ってないからもう7年も韓国に行ってないのね」
母「...そ、そうね」
ほらね、そうやって目を合わせてくれない。
なんで?私がテヒョンと付き合ってるって思ってるから?
誤解だよって言ったらどんな顔するの?
母「そう、気をつけてね」
走って家を出た。
涙が出ないように上を向いて
会いになんか簡単に行ける。
それが恋人同士なら。
れいあに会った瞬間涙が出た。
我慢しようと思ってたのに
れいあの家の玄関で泣き崩れた。
テヒョンに告白されたこと
グクが韓国に行くこと
すべて話した。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。