良い天気、青い空に白い雲。
鬱蒼とした草原。事故も異変もないこの時間。
パッパーッ!ブーン タタタ,タタタ…
聞き慣れない音、五月蝿い音、知らない人達の喋り声、
大人数が歩いていく音が同時に沢山聞こえた。
冷たく平べったいまるで学校の床の様な
固くて触り心地がとても悪い場所にいる気がする。
目を開けて起き上がってみると、
さっきまでいた草原とは全然違って、学校よりも
大きな建物、縦長の建物が沢山ある所にいた。
ここ…
どこ!!!!????
ま、ままま待って待って…待って?
取り敢えず状況の整理をしよう…。
じょ、状況…の整理が大事だってジェード言ってた。
えっと、まず…僕は何をしてたっけ?
…あ、そうだ。草原でとっても晴れてて良い天気だし、
事件も事故も異変も何も無くて暇だからって理由で
お昼寝をしてたんだよ…ね?
ん~と…それで
起きたらこの知らない場所にいます状態…。
どうなってるの?!?!いやホントに!!
~profile~
※イラスト:✦絢瀬 様 キラキラ鱈メーカー
名前 あなたの名字あなたの下の名前
(宝石達の世界では『エメラルド』)
身長 162cm
趣味 散歩
特技 何処でも寝れる
好 自然 宝石の皆 甘い物
嫌 月人 五月蝿い場所
結構天然な性格
真面目なのだが、たまに
意味が分からない事を言い出す
記憶力が良い
人が一度しか言った事ない物も記憶する。
しょうもない事から大事な事までほとんど記憶出来る。
異能力 『宝石の国』
発言した宝石の名前通りの見た目、硬度になれる
何種類か連続で発言すると見た目と硬度が
混ざり、変なことになる。
通常はエメラルド。(硬度 8)
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。