第33話

33話
2,682
2024/08/06 02:56 更新
あなたの下の名前side


あれから私はお酒をメンバーの前で飲むことを絶対にしないと誓った
翌日からメンバーの様子が少し変わったけど、特に状況が悪いとかでは無いので気にしないようにしていた

straykidsの活動も少し落ち着いて、みんな個人練習や個人の仕事などそちらの方に集中していた
もうすぐリクスがファッションウィークでフランスに行くので、その事について事務所の部屋でイエナと話している
(なまえ)
あなた
リクスすこしは食べなよー
(なまえ)
あなた
心配だよ
フィリックス
フィリックス
うーん、心配してくれるのは嬉しいけどもうすぐファッションウィークだからさ
フィリックス
フィリックス
あまり食べなくていいかも
心配でまたイエナの時みたいに言いすぎるところだったけど、怒られるのが怖くなってしまって今回はリクスの言う通りにした
(なまえ)
あなた
……分かった
(なまえ)
あなた
ガッツリ食べなくていいから、栄養はしっかり取ってね
フィリックス
フィリックス
うん!ありがとあなたの下の名前
📞📱
フィリックス
フィリックス
あなたの下の名前電話ー
スケジュールの確認をしていたら電話がかかってきてリクスに呼ばれた

スマホの画面を見てみたら……見覚えのある番号が表示されていた
(なまえ)
あなた
嘘でしょ…
フィリックス
フィリックス
ん?あなたの下の名前どうかした?
(なまえ)
あなた
っ!!
(なまえ)
あなた
ごめん。リクスちょっと外れていい?
フィリックス
フィリックス
うん。大丈夫だよ
リクスに許可を取ってから私は部屋から出て行き、少し離れた誰もいない会議室に入り電話に出た
(なまえ)
あなた
📞もしもし
(なまえ)
あなた
📞なんでかけてくるの?
(なまえ)
あなた
📞私達別れたはずだよね
そう、電話の相手は2年前ちょうど私がJYPに入った頃に付き合っていて浮気をしていた元彼だった
元彼
📞久しぶりなんだからそんな怒るなよ
元彼
📞最後の最後まで俺にすがりついて来たくせに
(なまえ)
あなた
📞………
何も言えなかった。
元彼が浮気をしていたのは知っていたけど、私は知りながら元彼と離れたくなくてずっと気付かないふりをしていた
(なまえ)
あなた
📞あの子とはどうなったの?
(なまえ)
あなた
📞私と付き合ってる時に浮気してた女の子は?
元彼
📞そんなのだいぶ前に別れてるよ
元彼
📞あと、あっちが本命でお前が浮気相手だから
突然言われた、初めて言われる言葉に怒りが隠しきれなかった。
付き合っていたあの2年間私はずっと浮気相手だったんだと思うと憎くて苦しくて本当に辛い
あなたを好きでいた2年間がとても無駄のように感じる
(なまえ)
あなた
📞……あっそ
(なまえ)
あなた
📞で、なんでかけてきたの?
元彼
📞あ〜今度お前の事務所行くからっていう報告
(なまえ)
あなた
📞えっ!?なんで!
元彼
📞仕事だよ。仕事。
今思い出した。元彼が働いている職業は雑誌の編集者だったそれで今回、straykidsの取材をするということになったそうだ。スケジュールを確認すると確かに来月に○○会社 取材と書いてあった

こんなクズな人でも一応お金は稼いでいて、ヒモとかニートとかではなかった
(なまえ)
あなた
📞来たとしても、仕事以外で私には話しかけないで
(なまえ)
あなた
📞メンバーには元彼はいないと言ってるし、あなたの顔なんて見たくもないから
元彼
📞何笑次はメンバー狙ってんの?笑
(なまえ)
あなた
📞は、そんなんじゃ…
元彼
📞ほんと、可哀想な奴
(なまえ)
あなた
📞…じゃあ、切るよ
(なまえ)
あなた
📞また、仕事で
元彼
📞はーい
私はイラつきが抑えられなくなって怒鳴ってしまいそうだったから無理矢理切るようにした。


ヨンジュニオッパから言われた時とは全然違った。『可哀想な奴』ほんとに憎い、あなたは何を考えたらこんなクズになれるのかと聞きたいくらい……


これから先1番関わりたくない人。
今思うと何であんなにこの人に執着していたのか分からないくらい
私が恐れる最大の人かもしれない、あの人は容赦なく私を傷つける。



もう、怖いよ…

プリ小説オーディオドラマ