第5話

第4話
8
2026/06/27 00:32 更新
沫
沫
えっと……冒険者協会は…………あれかな?
少し遠くにそれらしき看板がぶら下がっていた。
近くには時計があって、それを見た沫はハッとした
沫
沫
そうだ、時計ズレてるかも
そう言ってポケットから時計を取り出す。
兄とお揃いの懐中時計。
ゆっくり時間を合わせると、設定はいつの間にか標準になっていた。
沫は今まで標準で使ったことはほとんどなかったが、兄いわく『故郷の時間になる』らしいことを思い出した。
沫
沫
ここ、私の故郷とおんなじ時間なんだ……
正直沫はあまり故郷のことを覚えていなかった。どんなところだったのか思い浮かべながら、冒険者協会に行った。



受付さん
ようこそ!冒険者協会へ!
沫
沫
こんにちは。イグニス様に行くといいって言われてきたのですが……
受付さん
あぁ、じゃああなたが沫さんですね!登録は先にしておきましたのでこちら、協会カードを渡しておきますね
沫
沫
協会カード……
受付さん
それには個人情報や冒険者としての記録などが保存されています。無くさないようにしてくださいね
沫
沫
はい、わかりました
受付さん
そういえば……沫さんはセレニアに行くんですよね?
沫
沫
あ、はい
受付さん
それならあっちの方の門から出て街道に沿っていけばすぐに着きますよ!
そう言って来た道とは反対方向を指差した。
沫
沫
そうなんですか……!ありがとうございます!
受付さん
いえいえ……!頑張ってくださいね!
沫
沫
はい……!
沫
沫
あ、そういえば……シアン……?大丈夫?
ポケットに入り込んでいたシアンをそっと覗くと……
シアン
シアン
むにゃ……もう食べれないよ〜
ぐっすり眠っていた。
沫
沫
…………w  もう……シアンったら

その時不意にノイズのような音が聞こえた気がした。
沫
沫
………………?
???
忘れないでね  誰かが――
そんな歌を歌う、少年の声が、少しだけ聞こえた気がした。
それはどこか沫に呼びかけているようでどこか不気味な雰囲気だった。
しかし、やはりその歌にも懐かしさがあって……沫は恐ろしくてたまらなくなった。
沫
沫
私は……一体何を忘れてるの…………?
主
主
お久しぶりです。
更新が遅くなってしまってすみません。
予定が多かったもので……
主
主
さて、謎の少年の歌が聞こえてきましたが、一旦誰なんでしょうか?
主
主
誤字脱字があった場合や質問はコメント欄へどうぞ!
考察などもあれば是非!
(さすがに考察は早いですかね?)
主
主
次回もお楽しみに!

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