朝、私の家で解散したばかりの君は案の定少しの遅刻
まぁこればっかりは仕方がない
私はみんなが帰る前から準備をしはじめていたし
深田「ごめん、おまたせ。」
とわたしの前に現れた彼は
全身黒にコートを着ていて
とてもかっこいい。
いろんな女の子が竜生くんのことを見ていると思う。というかそう。視線感じる
深田「フリーズしちゃってる、?笑かっこよくて惚れた?」
『、、うん、かっこい。』
深田「えぇっ!なにそれ笑」
なんて竜生くんをよそに置いてくよなんていって足を動かした。
クリスマスの東京は人が多い
カップルの人もカップルじゃない人もいっぱいいて
これ下手したらはぐれそう。
とおもっていると
深田「あなたちゃん、はぐれちゃうから」
なんていって私の手を握ってきた。
そーゆーとこ本当にずるい
天然でやってるのかなんなのか知らないけど
私を沼に引きずって抜け出させてくれない。
深田「やっぱ、混んでるかー」
クリスマス=イルミネーションってことで
やってきたよみうりランドなんだけど
4時半にもかかわらず劇的に混んでる。
5時くらいには日が暮れて綺麗にライトアップされるらしいんだけど
もうぎゅうぎゅう状態
深田「まじで、ごめん。クリスマス舐めてた」
『ううん、全然大丈夫』
竜生くんとなら超混みと朝飯前であることを伝えてあげたい。
しばらくするとパッとイルミネーションがライトアップされて
そこにはとても綺麗な景色
深田「あなたちゃん、観覧車のらない?」
その誘いを受け入れ観覧車と思ったが
激混みでとてつもない人の量
深田「なんか、まじでごめん」
『え、なんで謝るの』
深田「クリスマスまじで舐めてた」
『ふふ、全然いいよ。』
2人で話している時間はあっという間で気がついたら自分たちの番が来ていた。
この店員さんには私たちがカップルに見えてたりするのかななんて思いながらも
この密室の空間に入っていった。
深田「やっば、上からの景色ちょー綺麗」
『ほんとだ、』
深田「ねぇ、あなたちゃん。プレゼント。」
といった竜生くんの手には小さな紙袋
深田「好みかはわからないけど」
『ありがとう。』
中を開けてみると
シンプルでお洒落って感じのネックレス
ブランド品だし絶対高いだろうに、、
私のために選んでくれたって思うと頬が緩む
深田「貸して、つける」
といって竜生くんはわたしの首につけてくれた。
『ふふ、可愛いありがとう。』
『私も竜生くんにプレゼントあるんだ。』
じじゃーんなんていって私は竜生くんに紙袋を渡した。
深田「うわ、めっちゃオシャンじゃん」
ちょっと重いかな?なんて思ったけど私は指輪をプレゼント
深田「かっけー」
ちょっとゴツメの指輪
綺麗な竜生くんの手にぴったり
『竜生くん、アクセサリー絶対似合うって思って』
深田「まじ、嬉しい。ありがとう」
『喜んでくれてよかった。』
深田「サプライズでプレゼント渡して喜ばせようと思ってたのに俺が喜んじゃったやーん」
なんてヘラヘラ笑ってる。
『ねぇ、竜生くん、もうすぐ頂上』
深田「え、ほんとだ。」
といって外をみる竜生くんの横顔はとても輝いていて綺麗。
『すき…』
深田「え?」
あ、やばい












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。