誅side
「デート」
に、勉強頑張ったら行くと言われた
溜雨くんが行きたいだけで
僕は別に好きじゃないのに……
だけど、行きたいと思い、頑張る僕がいるのは何故だろうか?
『(´,,-ㅿ-,,`)フゥ-』
今は、数学の時間
ほとんど、授業をサボっているから、
いつも使わない頭を使うので、疲れてくる
外を見ると、校庭で体育をしているのが見える
勉強より、そっちが気になってしまい、眺めている
その中に黄の髪色をした、人が物凄い速さで走っていた
溜雨くんだ。
『速いな…………………………』
カッコイイ
そう思い走る溜雨くんを見ていると、
右隣から、
先生『何が速いんだ?』
と、先生が、目を細くして、僕を見る
『い、いや………………………………すいません……』
若干焦りながら、謝ると
先生はため息をついて、教卓に戻る
_( _´ω`)_フゥ
安心して、ふと、窓の外をまた見ると、
『………………っ』
溜雨くんが、俺の方に笑顔で手を振っている
太陽にあたる溜雨くんは眩しかった
僕は、先生に見つからないくらいに手を振り返す
すると、溜雨くんは満足そうにまた、走り出した
か、かっこよかった……
『…………/////』
あんな笑顔、見た人みんなドキッとしちゃう
溜雨くんは、まるで向日葵みたいだ
笑顔が綺麗で、優しくて、にこやかで
僕なんか釣り合わないくらいに
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短くてすみません
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。