その瞬間私はふうに引き寄せられてふうの胸の中へ
拓桃「『!?』」
風雅「あなたこっち向いて?」
『……ッ!!』
ふうの方を向いた瞬間、ふうの柔らかい唇と重なった。
あ、今キスしてるんや。って思った時にはもう離れてて、
なんか複雑な感じやった。
西村「ちょ、風雅何やってんねん」
大西「だってこの服装アウトやろ。可愛すぎやって…///」
『///』
西村「それ新しい服なん?」
『え、まあ…///』
今日着てる服は、きょへに買ってもらった服。
買ってもらって初めて着るから私もワクワクしててん。
西村「なああなた。あのさ」
『ん?』
西村「俺の事どう思ってる?」
『どうって良きライバルで、良き仲間?』
西村「そうじゃなくてさ、男として見てる?」
『男として…?』
西村「そ、恋愛対象として」
『恋愛対象なんてないよ。』
風雅「恭平くんがおるから?」
『うん。』
西村「じゃあさ…」
そういって、拓があなたに近づいてきた。
キスされる…!!
そう思ってたら私の頭に重みが。
高橋「人の彼女に手出さんといてくれる?」
西村「恭平くん、、なんで…!!」
高橋「んー、まあたまたま通ったから?」
風雅「なんであなたなんですか?」
高橋「…え?」
風雅「俺らだって好きなんすよ。」
『…///』
高橋「分かった。なら正々堂々正面から戦ってきて。」
『……は?』
高橋「俺あなただけはがちで渡せんから。」
『きょへ……』
西村「じゃあほんまに俺らあなた奪いますよ?」
高橋「あなたが拓哉達を好きになったら俺はあなたを応援するけど、あなたをもっと俺依存症にさせてあげる。」
『…///』
高橋「ま、ということで、今日は解散!あなた行くで!!」
『え、あ、ばいばい!』
『なんで正々堂々正面から戦ってきて。とか言うの!?』
『もーさ、恭平ってたまに考えてる事わかんないよね。ばーか。』
高橋「だってさ、俺あなたをもっと好きにさせる自信しかないもん。」
『え?』
高橋「大丈夫。あなたは俺に依存しとけばいいだけ。」
チュッ
高橋「好きやで。」
『…///』
『うん、私も…。』
ずっと前から私は恭平依存症になってるのかもしれません。
ねくすと
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なんか、急にキュンキュン(?)するような話書きたくなったから書いちゃいました()
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。