私たちはいつも学校で一緒にいる…
私たちはいつも学校の生徒達からこう言われている
【TWICE】
これは、私たちのファンクラブまであるみたいなんだけどその人たちがつけた名前らしい…
私たちはいつも一緒にいるけど、私達に自由はない_
だって私たちはみんなからいつでもどこでも見られてるし、そのせいで恋もできないから__
そうやって私たちが挨拶を交わしているとまた見られる…
それぐらい私たちのことをみんな放っておかない…
そう。私たちが歩いた所やいる場所すべてがまるでレッドカーペットのよう…
また、私たちを見つめてる…
そして、ある人は私にこういう
あ、この人確か…私たちと同じくらい学校で人気あるって言われてる…
確かファンクラブもあった…
あ、そうだ
【BTS】のメンバーの一人だ。
うん。爽やかな所は良いけど話しかけられてもドキッともしなかった気が…
だけど実はみんな思ってるの…
「私も誰かと恋に落ちてみたい…」ってね…
そして私はレッドカーペットのような廊下を歩いていた…
すると
ドンッ
待って…この人…
見つけた…。
私はこんな人を待っていたんだよ…
あの人なら…とか思ってしまった私はバカなのかな…
いや、違うわ。
嘘の心のないニセモノの自分…
バイバイ…!
どうにかして誰もこれ以上表現出来ないくらい
私を優雅にしてくれる…きっと…
言葉だけじゃなくオーラから優雅だと感じられるように…
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私はそんなことを考えながら歩いているとふと視線を感じた…
見てみるとうさぎのような顔をした男の子がいた。
なんかかわいいな☜
私はその人のことを通り過ぎて振り返って見つめた。
すると君は顔を赤くして逸らした。
かわいい…ㅋㅋ
いつもは、私の頭の中はいつも映画の中みたいに場面がよぎって考えるだけでもドキドキして…
でも今の私は少し違ったドキドキがある…
私の話をよく聞いてみて?私のBoy…
私の恋はまだ完全なものではない…
私は適当に会って恋を始めたくない_
だから私は
「簡単じゃない女」と言われるのよ_
だから…
これは私が決まっていつ言葉_
むしろ、毎日使いすぎて口癖になりそう…
私たちはみんなそうよ_
私たちは簡単じゃない_
もう少し考えてみて?簡単じゃないから…
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放課後
みんな帰ってしまったから今日は一人で帰ろっと…!ㅋㅋ
そう言って教室を出て校門前に行く時…
ドンッ
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それから_
そう。私は見つけた…
君という初恋の人を…
そしてより私を優雅にしてくれた
最高の彼氏に…
❦ℯꫛᎴ❧
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。