第187話

もう一つの結末 百十八
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2026/06/01 21:00 更新
街へ出かけた日の夜
夕食を終えた二人は居間で、ゆっくりと過ごしていた
あなたは湯呑を両手で包みながら息を吐く
 
向かいには錆兎
静かな時間だった
錆兎
足は大丈夫か?
あなた
大丈夫だよ
錆兎
無理はするな
あなた
してないよ
錆兎
ならいい
いつもの会話
いつもの夜
 
 
……のはずだった
 
 
錆兎
あなた
あなた
ん?
錆兎が湯呑を置く
錆兎
昼間のことなんだが
あなたの肩がぴくりと跳ねた
あなた
嫌な予感がする
錆兎
どうした?
あなた
言わないで
錆兎
まだ何も言ってない
あなた
絶対あの話でしょ
錆兎は少しだけ笑った
錆兎
あの話だな
あなた
だから言わないで…
あなたは顔を押さえる
すると錆兎か首を傾げた
錆兎
忘れてほしいのか?
あなた
うん、忘れて…
錆兎
無理だ
即答だった
あなたが顔を上げる
あなた
何で?
錆兎は少し考えてから答えた
錆兎
嬉しかったからな
あなた
あなたが固まる
あなた
……え?
予想していた返事と違う
錆兎はごく自然に続けた
錆兎
“妻”にそう言われて、嬉しくない男はいないだろう
静寂
あなたの思考が止まった
あなた
(妻……妻?…)
言葉が出てこない
あなた
(…妻!?)
嬉しい
すごく嬉しい
でも、恥ずかしい
とても恥ずかしい
錆兎
あなた?
あなた
……
錆兎
どうした
あなた
今話しかけないで…
やっと出た言葉がそれだった
錆兎が少し驚く
錆兎
そんなにか
あなた
そんなに……
あなたは顔を覆ったまま答える
あなた
嬉しかったって言われると思わなかったし…
ぽつり
あなた
咄嗟に言っただけだったし……
ぽつり
あなた
それに……
そこで言葉が止まる
錆兎は黙って待った
あなたはしばらく迷ってから、小さな声で続ける
あなた
…妻って言ったし……
錆兎
今度は錆兎が瞬きをした
錆兎
嗚呼
納得したような声
錆兎
そこか
あなた
そこだよ…
あなたは机に突っ伏した
錆兎は少し考える
錆兎
変なことを言ったつもりはない
あなた
分かってる
錆兎
事実だろう
あなた
分かってるってば……
分かっている
だから困るのだ
あなたは顔を上げられない
 
すると
錆兎
あなた
優しい声が落ちてくる
あなた
何……
錆兎
そんなに嫌だったか
あなた
あなたは勢いよく顔を上げた
あなた
嫌じゃない!
即答だった
錆兎
あなた
あ…
錆兎が少し驚く
あなたも気づいた
あなた
(言ってしまった…)
あなた
その…
しどろもどろになる
あなた
嫌じゃないけど…
錆兎
けど?
あなた
恥ずかしいの……
小さな声
錆兎はしばらくあなたを見つめていた
やがて
錆兎
フッ…
ふっと口元を緩める
錆兎
そうか
それだけだった
揶揄うわけでもない
追い打ちをかけるわけでもない
 
ただ
どこか嬉しそうだった
あなた
(あー…もう…)
あなたはその顔を見て、再び顔を覆う
あなた
その顔やめて……
錆兎
どんな顔だ?
あなた
嬉しそうな顔
錆兎
嬉しいからな
また言った
あなた
あなたはまた机に突っ伏した
あなた
(もう駄目だ…)
錆兎に勝てる気がしない
そんなあなたを見ながら、錆兎は小さく笑ったのだった
 
 
五分後には、二人はいつも通り喋っていた
もしかしたら、今月中までこの小説書くと思います
完結するかは、まだ分かりませんが私今年受験生でして
大学受験を控えている者なんですよ
六月中は投稿しますが、七月になったらしばらくお休みするかもしれません
大学受験が終わるまでは、投稿しないと思います
この前英検を受けると話しましたが、あれで受かってないとマジで頑張らないといけないので
私の高校は、結構頭悪い所なのでね
私自身勉強苦手です
数学なんて全然です、受験で使いませんが
英語が駄目なんです、国語は好きですよ
たまに裏切ってきますけどね
投稿はしませんが、覗きには来ます
休むよってなったら、報告します
長くなりましたが、よろしくお願いします🙇‍♀️

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