knmcside
どうやら寝てしまっていたようだ。
目を開ける。周りにあなたの下の名前が居ない。
不安になって何度も名前を呼んでしまう。
しばらくするとドタバタと音が聞こえ、ドアが開く。
良かった、あなたの下の名前はそばにいる。
嘘だ。
目元が赤くなっている。
きっと泣いていたんだ。泣いていたんだね。
良かった。戻った。
それにしても
さよならなんて、聞くことにならなくて良かった。
僕はあなたの下の名前の味方だよ。
1人じゃ無理だった事も、2人ならできるさ。
いや、僕だけじゃない。君の味方はいっぱい居るよ。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。