第4話

終わりの合図、始まりの予感
2
2026/07/07 21:25 更新
カイト
カイト
もうホームルームが始まる。こんなことしている暇はない
カイトが少しだけ真剣な眼差しでそう言うと、持っていたリュックを肩に担ぎ直した。その瞳には、さっきまでの茶目っ気とは違う、リーダーとしての頼もしさが宿っている。
ハルカ
ハルカ
……そうね。あまり騒ぎを大きくしても、学園の運営に支障が出るわ
レイナが冷静に頷き、ケンジを冷徹な目で見下ろした。
ケンジは悔しそうに拳を握りしめたが、レイナが生徒会長として持つ「権力」の重みと、レンの殺気立った視線に押され、小さく舌打ちをして後ずさった。
ケンジ
……覚えておけ。この地図が真の姿を見せる時、また来る
ケンジは捨て台詞を残すと、翻って逆方向へと消えていった。黒い紋章の欠片が、廊下の角で一度だけ妖しく点滅したのを確認して、ハルカは小さく息を吐いた。
ハルカ
ハルカ
とりあえず……今は、難を逃れたみたいね
ハルカが安堵の表情を見せると、レンがふんと鼻を鳴らした。
レン
レン
甘いな。あいつはまた来る。だが、今はカイトの言う通りだ。……行くぞ
レンは蛇を懐に収めると、背を向けて歩き出した。
カイトは「おっし、ド派手に行くぜ!」といつもの笑顔を取り戻し、アカリやユウタもそれに続く。
時計の針が、始業の時間を告げる鐘を刻み始める。
校舎の屋上から響くチャイムの音を聞きながら、5人は何事もなかったかのように教室へと向かった。
しかし、彼らのポケットの中には、隠し扉の先で得た地図が、先ほどよりも少しだけ強い鼓動を刻んでいた。
日常の授業が始まる。だが、彼らの学園生活は、すでに「非日常」の渦へと足を踏み入れていたのだ。
 
 
 
アカリ
アカリ
ん〜次回っ〜!
レン
レン
予告
アカリ
アカリ
今日のレンくん、とってもかっこいいっ!素敵!
レン
レン
そういえば、この前トイレに行っていた事をユウタがバラしていたようだな…
アカリ
アカリ
ユウタくん…あの見た目で可愛いところがあるの…素敵!
レン
レン
ハルカ…次回予告に行くぞ
アカリ
アカリ
あっ…はい!
レン
レン
次回
アカリ
アカリ
秘められた鼓動と、甘露寺の血脈
レン
レン
毎週不定期な日に2話公開するぞ
アカリ
アカリ
絶対みてねー!
レン
レン
じゃあな
アカリ
アカリ
またねー!

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