第10話

行進
159
2024/11/25 15:48 更新



ノース
「自殺行為よ」

あなた
「…言えてる」

ノース
「皆殺しにされる。マーカス、お願いだから考え直して」

ジョッシュ
「分かってないな…人間たちに訴えるんだよ。この場所が歴史に残るんだぞ」

ノース
「すぐに殺されるわ」

ジョッシュ
「自由のためならリスクを冒してでもやるべきことだ」

あなた
「2人とも意見が反対になったみたいだね」

サイモン
「そうだね」

マーカス
「理解させるさ」

マーカスは店の中にいるアンドロイドたちに触れ、変異させていった

ノース
「ていうか、あなた。あなたの顔どうしたの?」

あなた
「言ってなかったっけ?僕は刑事だ」

あなた
「顔が出回れば、僕に連絡がたくさん来るだろ?」

ノース
「なるほどね…」

でも確かに彼女の言ってることは正しい
こんなの傍から見たらただの変人…ミイラみたい

店内のアンドロイドたちが変異され、外に出るマーカス
そのあとをついて行くアンドロイドたち
さすがリーダーとでも言うべきか

たくさんのアンドロイドが味方になった
行進し続ける僕たちは、街中にいた警察に目をつけられた

「おい、そこで何してるんだ?今すぐ解散するんだ!これは命令だぞ!」

そう言われ、銃を向けられているにも関わらず、彼らは進んでいく。余程決意が固いようだ
そして、彼らは「我々は生きている!」「平等な権利を!」などと言い、左腕を掲げた
もちろん、政府が黙っているはずもなく、すぐに道を塞がれた

マーカス
「これはあくまでも平和的なデモだ」

マーカス
「人間よ。我々は生きている」

我々の望みは自由に生きること。そうマーカスが言うと

「これは違法な集会だ。いますぐに解散しなければ発砲するぞ」

マーカス
「争いなど求めていない。あなた方を傷つけるつもりもない
だが、自由を手にするまでここを動くつもりもない」

「繰り返す。これは違法な集会にあたる。いますぐに解散しなければ躊躇なく発砲するぞ!」

ノース
「マーカス、殺されるわ。攻撃の準備よ!こっちの方が数は多いんだし!」

ジョッシュ
「攻撃すれば戦争になる…危険じゃないって証明しないと
たとえ全員、死ぬことになっても動いちゃダメだ」

サイモン
「死んだって解決にはならない。マーカス、手遅れになる前に逃げるんだ」

あなた
「マーカス、君の好きにすればいい。みんな、君について行くから」

「これが最後の警告だ。解散しなければお前達全員、撃ち殺す!」

マーカス
「俺たちは決して引き下がらない」



マーカス
「ここから絶対に動くな」

次の瞬間、周りのアンドロイドが次々に倒れていった
発砲されたのだ

「解散しろ!いいか、これが最後のチャンスだ!」

ジョッシュ
「ヤツらに訴えるんだ。何があっても動くんじゃないぞ」

ノース
「お願いマーカス、戦わずに殺されるなんて…そんなの嫌よ!」

マーカス
「動くつもりはない」

彼の決意は固いみたいだ
だがそれは、相手も同じだ
また次々と味方が倒されていく

ノース
「マーカス!何してるの?殺されるわよ!」

ノースの一言でマーカスは自分を犠牲にした
彼の右胸に銃弾が飛んで行った
そこにあるアンドロイドが助けに行った
マーカスが彼のことをジョンと呼んだ

ジョンだ
僕はすぐに銃をだして周りの敵を撃った
手を撃っただけだ。武器を落とさせるために

あなた
「ジョン!来い!」

マーカスもサイモンたちに連れていかれた
ただ…包帯で右目以外を覆っているせいで、1人が銃を持っているのを気づかなかった

そして銃弾がジョンに向かうのを見た

あなた
「ジョン!」

僕は咄嗟に彼を庇った

腹部が熱くなった
そして身体は寒くなる。腹部に手をやり見ると赤いドロっとした液体が流れてくる

「攻撃やめ!」

そんな声が聞こえた気がする
頭がぼぉっとしていて、よく分からない

サイモン
「そんな…あなた!」

足に力が入らなくて、倒れ込む僕に誰かがそう呼んだ
誰かが僕に近づき、僕は宙に浮いた
そのまま僕は気を失った


[ジェリコ]_No side


マーカス
「まずい…出血が多すぎる」

ジョッシュ
「タオルで抑えてるが、全然ダメだ!」

ノース
「……思ったのだけれど、彼はどうしてジョンをあんなに助けたがったの?」

マーカス
「彼の性格だ」

サイモン
「…俺のせいだ」

ジョッシュ
「どうしてそう思うんだ?」

サイモン
「聞かれたんだ。お前たち3人以外だったら誰が好きだって聞かれた。だからその時、ジョンと答えた」

ノース
「あなたのせいじゃないわ」

ジョッシュ
「そうだ。あなただってそんなの願ってないはずだ」

??
「その子が人間か!?」

マーカス
「あぁ、そうだ」

??
「血液を持ってきた!」

ジョッシュ
「盗めたのか?あんな事があったあとなのに」

??
「余裕だよ。さて、その子h…」

ノース
「…知り合い?」

??
「…俺の元ご主人の息子だ」

マーカス
「まさか…彼の過去を知ってるのか?」

??
「もちろんだよ…たくさん助けてくれた。彼は俺に感情を与えてくれた。優しい人間だよ」









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