第34話

Daily📗P28
369
2025/01/10 11:00 更新
アラック
アラック
    ベルモット!   





ベル姉に駆け寄る



今、蘭先輩のところに行かれたり困る







ベルモット
    上にいたのは貴方だったのね    





アラック
アラック
    FBIのもう1人来てたの、カルバドスは逃がしたわ    





ジョディ・スターリング
    ッ………    




ベルモット
    あら、何をするつもりかしら    





  FBIに向けてベル姉は銃を向ける





  その時、コンテナの裏側から

  コツコツと足音が聞こえてきた



アラック
アラック
アラック
アラック
  ベルモット、多分私が相手したFBI     





  ベル姉はFBIの女に牽制し




  私はコンテナの通り道に銃を向ける





アラック
アラック
  (次は当ててやる) 





  コツコツとまた足音が近づいてくる





  「当ててやる」なんて意気込んだけど


  私には相手を撃つことができなかった



  きっと、生半可な気持ちでいたからだ






    
赤井秀一
 やっと本性を表したか 



アラック
アラック
 っ! 



  声が聞こえた、姿はまだ見えない


  それでも確信した、間違いない



 

  嘘……何で、




赤井秀一
 なぁ、RottenApple 



アラック
アラック
 ライ…に    


  動揺して私は一歩、二歩後ずさる



  銃を構えながら、


  しかしながら標準は全く持って定まらない




アラック
アラック
 あっ、     



  寝そべっていたお兄ちゃんにつまづき


  私はバランスを崩してしまった


  そのまま倒れ込む


  体を起こそうにも体が動かない



ベルモット
 アラック! 



赤井秀一
 行かせるか 




  私が倒れ込む前にベル姉は駆け寄ろうとしたが



  その瞬間にライ兄さんが

  銃でベル姉の左胸を撃った


ベルモット
 う゛……    



ジョディ・スターリング
 シュウ!! 




赤井秀一
 大丈夫だ、
 やつは防弾チョッキを着込んでる 
赤井秀一
 これぐらいじゃ、死なないさ 




  何で、ライ兄さんがここに

  FBIだから、ライ兄さんはFBI…

  私たちの敵……ならさっきは何で?

  私は強い、

  でもライ兄があそこまで押されるわけない



  なんで、なんで、なんで


  簡単なことも考えられず

  冷静にもいられず

  状況すらうまく把握できずにいた


アラック
アラック
 ………、 




ジョディ・スターリング
 ? 
ジョディ・スターリング
 (今なら……) 



  FBIの女が右腕を庇いながら

  左腕で拳銃を構えようとする



赤井秀一
 やめろジョディ 



アラック
アラック
 は? 



ジョディ・スターリング
 シュウ、貴方何を言って 



赤井秀一
 ジョディ! 



  ライ兄さんが鋭い眼でFBIの女…ジョディを睨む


  ジョディは怯んで拳銃を下ろした


アラック
アラック
 (意味わからない、何、何?) 



  庇った?私を!?

  さっきもトドメを刺さなかった

  貴方は何なの辞めて

  わたしに情なんてかけないで、貴方は貴方は

  私を利用したと言って欲しかった


  それなら私は貴方に銃を向けれたのに


  辞めて、嫌いになって、憎んで、………殺して




ジョディ・スターリング
 シュウ………どう言うつもり 





   
     私は動かないからだを動かそうと



かろうじて動く手で自らの腕をナイフで刺した




アラック
アラック
    ッ!    




赤井秀一



ベルモット
    アラッ……ク、    


その痛みで立ち上がり、



はじめライ兄に拳銃を向けたが、



ジョディに向けて銃を構え直した



アラック
アラック
    (あの人なら殺せる)    



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