それだけじゃない。
犯人の話だってしてない。
もう自分の意見を言うのも嫌だった。
何を言っても、嘘ついてる気分になって、
嫌になる。
でもだからといって、
本当のことは言えない…
きっと嘘だってバレてるんだろうな…
と思った。
そして私は、1つ違和感を覚えた。
友達になろう。
と明るい話をしてるのにも関わらず、
この、女子特有のギスギスした雰囲気…というか…
凄い敵視されてる気がする。
だって、蘭さん、
口は笑ってるけど、目は笑ってない。
この人はやばい…
と、私は一瞬で拒否反応を示した。
そして私は走って戻った。
別に海人と出かける
約束なんてしてないけど、
このまま1人でこの人の近くに居るのは、
少し嫌だった。
海人には悪いけど、口裏合わせてもらおう。
ｺﾝｺﾝ
そして私は、海人を外に連れ出した。
そして私達は、御屋敷へと戻った。
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