無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第114話

114話 為す術もない
永瀬  You
永瀬 You
返してッ!!


そう言って、私はその原作を奪い取った。




ジン
ジン
あなた…その人って誰…?
永瀬  You
永瀬 You
知らない!



待って、落ち着け…






大丈夫。


だって、この4人に、

犯人が分かるっていう話はしてない。





だから、この原作を見たところで、

犯人がお母さんとは、

分からないはず。







紫耀
紫耀
永瀬って書いてあった…
永瀬  You
永瀬 You
知らないって言ってんの!!
永瀬  You
永瀬 You
帰ってよ!!



私は、全く落ち着かなかった。



そもそも、犯人を知ってから、

1度も落ち着いてないんだ。



自殺考えてるぐらいだし…








きっと6人は、

私のことを助けに来てくれたんだと思う。




いや、もしかしたら私の勘違いかもしれないけど…



なのに、こんな酷いこと言って…












海人
海人
あなた?どうしたの?
永瀬  You
永瀬 You
辞めてッ!!




自分がどれだけ酷いことしてるのか、

分かってる。





分かってるけど、もう止められない。






優太
優太
あなた…
永瀬  You
永瀬 You
喋りかけないで!
永瀬  You
永瀬 You
来てなんて、一言も言ってない!!




その時、全てが分からなくなった。



自分が、誰に、何を、言っているのか…


自分が今、何をしているのか…


何を信じたらいいのか…


誰を信じたらいいのか…






全てが、分からなかった。




永瀬  You
永瀬 You
大好きだったのに…
永瀬  You
永瀬 You
信じてたのに…
玄樹
玄樹
えっ…?
永瀬  You
永瀬 You
ずっと一緒だと思ってたのに…
永瀬  You
永瀬 You
2人で1つだと思ってたのに…
ジン
ジン
2人で、1つ…
永瀬  You
永瀬 You
もう…何も分からない…





キンプリ(廉以外)side



きっと、この時のあなたの表情は、

一生忘れないだろう。



凄く、苦しそうな表情だった。




あなたの言ったことは、

きっと俺らにじゃなくて、

廉に向けたこと…


そして、また他の信じていた相手に、

言ったこと。





恐らく、俺らに向けて言ったことじゃない。






最初に言ったことだって、

多分言いたくて言ったんじゃない。



もし仮に、それが本心だったとしても、

俺らはあなたを責められない。





これ以上責めたら、本当に壊れてしまう。


そう思ったから。



もしかしたら、既に手遅れなのかもしれない。






あなたの、その小さな体で、

何を溜め込んでいるのかは、

よく分からないが、

それはきっと、とてつもなく大きな事で、

俺らには分からないこと。




分かるとしたら、廉しかいないのだろう…



でも今、その廉に頼れないから、

こう多くのことを抱え込んでしまう。






今の俺らには、

すべもない”

まさにその言葉が合うのかもしれない。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

作者のアカリ
作者のアカリ
遅くなりましたが、お気に入り600超えありがとうございます!!
作者のアカリ
作者のアカリ
そして、『楽しかったあの日々をもう一度』の閲覧数を抜かしました!!
作者のアカリ
作者のアカリ
ありがとうございます😌