あなた『眠い……』

胡蝶『鬼って寝るんですか？』

あなた『寝ねぇ～』

胡蝶『あなたくんは何年寝てないんですか？』

あなた『300年くらい？』

胡蝶『あなたくん人は食べないですよね？』

あなた『ん？』

胡蝶『寝ないし、食べないしで……』

あなた『まぁな、俺鬼だし？寝ないし食べないし』

胡蝶『辛くないんですか？』

あなた『何がだ？』

胡蝶『友人の死とか？』

あなた『……ｸｽｯ』

胡蝶『？』

あなた『……＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿』

胡蝶『……そうですか、やっぱり感情はあるんですね^^』

あなた『まぁな』

あなた『んじゃ、魘夢んとこ行ってきます』

あなた『えーんむ！』

魘夢『あなたさんですかぁ～！』

あなた『何してるのぉ？』

魘夢『乗客を殺してます！♪』

あなた『やりすぎないてね？』

魘夢『知ってます～♪』

あなた『こっちゃんんとこ行ってこよ』

あなた『んじゃね、』

魘夢『はい♪』

あなた『こっちゃん？』

黒死牟『……あなたか』

あなた『冷たいよね？』

黒死牟『あなたが私たちのようにならないのが不思議だ』

あなた『つまり俺がそーなった方が良かったってこと？』

黒死牟『まだ勝てる可能性があった』

あなた『俺は自我を保ってんのさ』

黒死牟『……私は憎しみが強かったのか？』

あなた『～？それは違くね？』

あなた『憎しみが強いからと言って強く、自我もほぼ失いかけるなんてない』

黒死牟『そうか……』

あなた『最初はみんな同じ赤ちゃんからだよ』

黒死牟『……』

あなた『一欠片の才能もない……ね？』

黒死牟『そうか。少し心が軽くなった気がする。ありがとな』

あなた『ﾌﾌｯ、

あなた『またﾀﾞﾏｻﾚﾀ』

あなた『…＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿』

あなた『何年経っても友人の死は悲しいよ』

あなたくんの血気術

『幻・？・？・？・？』