いつもより気合の入れたメイクに
お洒落な服
甘い香水をかぶって
家を出た
中村「おはよ」
あなた「おはよう」
中村「いこ、?」
あなた「うん、」
海人くんに連れられてやってきたのは浅草
行き先もなにも聞いてなかった私はわくわくが止まらない
中村「あなたちゃん、あれ食べよ?」
あなた「うん!」
最後だって、心に決めて
精一杯楽しむ、
中村「ん!これめちゃうま!、」
あなた「ほんとだ!めっちゃ美味しい!」
最初はこんな調子で色んなもの食べていた
中村「あー楽しかった」
あなた「だね」
中村「あなたちゃん、ちょっと座ろう」
と言われて
私たちはお店に入った
中村「ねぇ、あなたちゃん」
あなた「ん?」
中村「今日は指輪つけてきてくれたんだね」
机の上の私の手を取って優しく指輪を撫でてる
そのままスルーっと取ると
今度は新しい指輪がはめられた
今度は指にピッタリのサイズ
中村「あなたちゃん、誕生日おめでとう」
あなた「えっ、」
「知ってたの?」
中村「うん、知ってた。だから、今日にしたの」
あなた「そうだったんだ、」
「すごく綺麗」
手にはめられた指輪に目を落とすとすごく綺麗で見惚れてしまう
中村「あなたちゃんに似合うと思ってプレゼント」
あなた「ありがとう、」
中村「ねぇ、あなたちゃん。」
「俺、あなたちゃんのこと好き」
あなた「え?」
考えてもみなかった言葉に
息をのんだ












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!