<悠生side>
俺の表情がおかしかったのか笑っている上野と佐古田。
何笑ってんだよ。
坂下はそう言って、小さく笑う。
その横顔が、寂しそうに見えたのは気のせいだろうか。
<あなたside>
めんどくさいクレーマーの客と対面している私。
何だこの人、そんなこと言うならこの店に来るなよ。
私はここをバイト先に選んだ理由は、特にない。
強いて言うなら、オムライスが美味しいから。
"バシャッ"
考えごとをしていたから避けられなかった。
先程のお客様がコップに入った水を私にかけてきた。
お陰でびしょびしょだ。
掃除面倒だな……。
今日は疲れた。
なんだあのクレーム客。
対応自体は怒られなかったけど、気疲れはした。
急に声を掛けられ、振り向くと。
そこには彰人先輩と八坂くんがいた







![# 攻略対象より悪役に惚れました . [ 冬司ver ]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/463Ienje96SMnaxqeg7tvIaFh9p1/cover/01K566339R5TNCGP01WCWNSK9G_resized_240x340.jpg)




編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。