<真優side>
どうして、私はこんなにも醜いのだろう。
その答えが出ることは、一生ないと思っていた。
否、それは現実を見ていなかっただけなのかもしれない。
君の好きな人は、私じゃないことくらい分かる。
だから、言わないといけないのに。
出てきたのは、そんな…なんの変哲もない質問だった。
私は、言わなきゃいけないのに。
言わなくちゃ、ほら言葉にして。
でも、私はそんなに強くないから。
否、そんなモノは言い訳にしか過ぎない。
<公園>
私、君にずっと言えなかったことがあるの。
彰人くんの優しい笑顔が好き。
好きな人を見つめてる横顔が好き。
青柳くんと話している時の顔も好き。
優しくて、かっこよくて、誰よりも努力している君が
━━━━━━━━━━━誰にも負けないくらい好き。
この恋は、多分実らない
頭では分かっていた。
だけど、心がそれを認めたくなかった。
だから、悪あがきをした。
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好きな人ほど、目で追ってしまう。
好きな人が嬉しそうだと自分も嬉しい。
好きな人が悲しそうだと自分も悲しい。
好きな人が怒っていると私も怒りたくなる。
…相手の行動に一喜一憂してしまうのは、恋…なんだ。
初めてだったの。
こんなに、好きだと思ったのは。
だけどね、報われないこともほぼ同時に分かったの。
あなた達2人は……
きっと、切っても切り離せない赤い糸で繋がっている。
私は彰人くんが好き。
そして、真霜あなたちゃんも好き。
だから、幸せになってほしい。
2人には、付き合ってほしいから。
私は君のことを応援するよ。







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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。