第6話

重い愛×3
2,352
2024/08/15 08:59 更新
条野採菊
 此処が貴方の部屋です
you
……………
連れて来られた部屋は、畳五畳ぐらいの部屋だった


部屋には、箪笥、鏡台、押し入れ、小さいサイズの机があった


布団は、部屋には無かった
条野採菊
 紹介が遅れましたね
条野採菊
 私は、条野採菊です
条野採菊
 採菊と呼んでください
条野採菊
 貴方は?
you
ビクッ…
you
あなたの名字………あなたです……
条野採菊
 成る程
条野採菊
 あなたさんですね
条野採菊
 此処では、好きな様に過ごして下さい
条野採菊
 ですが
条野採菊
 外に出ては行けませんよ?
条野採菊
 分かりましたか?
you
コクリッ
条野採菊
 良い子ですね♡
条野採菊
 では、私は用事があるので此処で失礼します
you
はぃ…


採菊さんは、何故か分からないが粒子として消えていき何処かに行ってしまった
you
……どうしよう
you
此処から……逃げないと……
you
( この家の構図はよく分からない…… )
you
( でも、やってみる価値ぐらいはある気が…… )

ガチャッ
you
…!!
条野採菊
 只今帰りました
you
あっ……ぉ、お帰りさない…
条野採菊
 はい。

採菊さんの着物を見てみると、体全体には血痕が付いていた


何があったのかと分からなくて、体が震える
you
ぁのっ……き、着物に
条野採菊
 着物に?
you
ち、血が、、付いて、、
条野採菊
 …嗚呼、これですか
条野採菊
 仕事で少し…
you
仕事…?
条野採菊
 気にしないでください
条野採菊
 さあ、もう夜も遅いですし寝ましょうか
you
はぃ……


部屋に戻ろうとすると、採菊さんに腕を引っ張られた

同じ男性なのに、力が強くて痛かった
条野採菊
 何処に行くのですか?
you
ぇ…寝室に……
条野採菊
 貴方の寝室は、私と同じです
you
?!
条野採菊
 さあ、こちらへ
you
 ( どうしよう……。怖い……。こんな化け物と一緒に寝るなんて…!!無理だ!! )
you
ふっ……うぅ…… ( 泣 )
条野採菊
 ………………

採菊さんと寝るのが、僕は怖く感じ泣いてしまった……

採菊さんがずっと無言でこちらを向いていて、怖くて身震いがする

そして、やっと口を開いた
条野採菊
 もしかして……
you
ビクッ
条野採菊
 恥ずかしいのですか?
you
ぇ……っ
条野採菊
 恥ずかしいのなら、無理はしなくても良いですよ
条野採菊
 また、別の機会にしましょうか
条野採菊
 今、布団を持って来ますね

とたたッと音を出しながら急ぎ足で歩いて行った採菊さん見えなくなり、あなたの一人称 ( 俺、僕、私 )は腰を抜かして座ってしまった

本当に嫁入りに来なければ良かったと後悔していた

血だらけの着物を見て僕は、いつ殺されても可笑しくない事で怖くて仕方が無かった

すると、また足音が聞こえ急ぎ足であなたの一人称 ( 俺、僕、私 )は、自分の部屋へと戻った
条野採菊
 お待たせしました
条野採菊
 布団、置いておきますね
you
ぁ、ありがとうございます…
条野採菊
 それでは、また明日…♡

パタンと襖を閉ざされ、あなたの一人称 ( 俺、僕、私 )は数秒間襖を見つめていた
you
( 家に帰りたい……。家族や幼馴染に会いたい…… )
you
( 仲が良かった下女にも会いたい…… )
you
( 外に出て、何処かに行きたいっ…… )
you
( こんな……暮らしをするくらいならっ…… )
you
( いっそ………死んだ方がマシだ…… )

そんな事を考えながら、あなたの一人称 ( 俺、僕、私 )は布団に潜り眠りについた

この後に、採菊さんが部屋に入ってくるのも知らずに



































条野採菊
 寝ましたか
条野採菊
 …………
条野採菊
 本当に綺麗な顔立ちをしている…
条野採菊
 あなたさんは、知っていますか?
条野採菊
 私は、貴方が幼い頃からずっと見ていたのですよ
条野採菊
 貴方が私をあの時・・・助けてくれてからずっとね
条野採菊
 貴方が男だという事も知っている
条野採菊
 貴方の家系に、女性を産ませなかったのは私です…
条野採菊
 貴方が代わりに花嫁として、来てくれる様に……♡
条野採菊
 はぁ……
条野採菊
 貴方に触りたい……
条野採菊
 貴方の声を聞けるのは私だけにしたい
条野採菊
 貴方の表情を見るのも私だけにしたい
条野採菊
 貴方の身体は全て私の物にしたい…♡
条野採菊
 愛が重い?
条野採菊
 いえ、これは貴方が好きだからですよ…♡
条野採菊
 本当に " アイシテイマスヨ "

プリ小説オーディオドラマ