投票ありがとうございます
今後もおそらく投票で決めると思います
仕事、配信、会議、ライブ、
って前は面白半分で言えたんだけど
暗い個室に散らばった資料と撮影器具
メンバーの皆にはまだ伝えらない
かちゃかちゃと探していると壁に辿りつき目の前にあった布をどかすと目が眩しくなった
カーテンだったようだ
こんなじっくりと空をみたのは数週間ぶりかもと眺めていた
武道館ライブが無事成功し、このまま上手くいくって、なにもかも出来るって思ってた自分が今じゃこんなにも崩れてしまっている
そう思えば思うほど涙は止まらず流れる
特別アンチが多くなったとかではない
なにかとんでもない事が起きた訳でもない
なのに何故俺はリスカに助けを求めているのだろう
メンバーにも話せない、俺はリーダーだ
カッターは結局見つからず帰りに買うか、と思いメンバーが待つ会社に向かった
in会社
🚪ガチャ
『 おはにゃ 』
皆わいわいと話をしている
前はそんな気にしなかったのに
なんでいまは、
正直驚いた
アニキは周りをよく見る人だけど
俺がそんな分かりやすかっただろうか
軽く微笑み掛け大きく手を叩き話し始める
話せば皆聞いてくれる
変な事は何もない
なのに
なんでこんな行き詰まるのだろう
今の俺は平然を保てているだろうか
何故こんな不安なんだろ
帰り道
帰りは大体皆同じだが
りうら、
初兎、
まろ、
ほとけと順に別れていき
アニキとは近くに住んでる訳ではないが別れるまでの道は遠いので2人になる事が多い
気まずい、
いつもなら俺から話してるからアニキも困ってるのかな、
微笑みかける優しい声
言える筈がない
アニキからの質問なんて珍し、と思い耳を傾ける
両手首を見せるとなんだか想像と違かったのかなんでもない、と少し指でさすりすぐ離してくれた
今日カッターを買うつもりだったのでまだしてない事に自分でも運がいいと思った
分かっているのは事実
だけど伝える程の相談じゃない
なんか、
なんか引っかかってしまう
なんかいつもと思ってる事が違う
それだけ
なんでこんな苦しいんだろ
一旦終了


















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。