第86話

訪問___🥀
7,277
2022/06/27 12:55
白布賢二郎
白布賢二郎
ここ。
貴方
白布くんは1回来たことあるんだね。
白布賢二郎
白布賢二郎
…まあね


麗ちゃんの家には姫川と言う今にでも消えそうな文字で書いてある表札がかかっている。


貴方
…じゃ、押すね。


私はインターホンを人差し指で押す。



ピンポーンと言う音だけがなるが誰も出てくる気配はない。


貴方
ど、どうする?
白布賢二郎
白布賢二郎
どうするも何も出てきてもらうしかないけど。



その瞬間、白布くんはインターホンを何回も連打する。


貴方
出ないね、
貴方
私、電話かけてみる。


私は何回も電話をかける。


すると5回目くらいでプツッと繋がる音がした。


貴方
…!麗ちゃん!
貴方
…お願い、話そう。
貴方
少しでもいいから。
姫川麗
…あんただけ?


ボソボソと微かな声が聞こえてくる。


貴方
ううん、白布くんもいる。
貴方
…会って話をしよう?
貴方
この際全部言おう。今までのことも前のことも。
姫川麗


しばらくの沈黙が続き電話越しにまた一言聞こえる声がした。



姫川麗
…入ってくれば。




そう言って玄関の鍵が開く音がする。





________________


五色工
五色工
あの、あなたさん知りませんか、?
ギャルちゃん
あー、五色くんかあ。実はね色々あって



俺は見た目が派手なひとにちょいちょいと手招きをされ女の人に耳を貸す。



ギャルちゃん
あのね…___…__。
五色工
五色工
…え?




また、結局こうなるんだ。





いつかあなたさんは俺を選んでくれるのかな。








🌀





ぬぬめろ
ぬぬめろ
今日もみなさん月曜日お疲れ様です。
ぬぬめろ
ぬぬめろ
火曜日も頑張りましょう!

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