第36話

第36話 蛸の裏
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2026/07/08 07:35 更新
前回のあらすじ
- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-
                          ーとある島の西の忍者村ー
叢雲カゲツ
…、相変わらずウザイわ、お前
                           叢雲カゲツは淡々と喋る
貴方は相変わらず鋭いですね、
星導ショウ
ヒーローの癖して
                             星導ショウは軽く笑う
叢雲カゲツ
どうやってここに来れたん?村の関係者以外は入れないはずや
叢雲カゲツ
(それに、村に掛けられている術は、先代の祖父の手によってかけられた代物や、そう易々と見破られるはずがない)
星導ショウ
随分と動揺してるようですね、忍者なのに
叢雲カゲツ
星導ショウ
そうですねぇ、…まぁ強いて言えば、"宇宙空間"…ですかね
叢雲カゲツ
宇宙空間…?
星導ショウ
俺の個性ですよ、宇宙を操ることはできませんが、皆には目に見えない宇宙空間的な所を俺自身だけが自由自在で通れるんです
叢雲カゲツ
…お前、何もんなん?
星導ショウ
…?、人間ですよ?
叢雲カゲツ
ぼくの知ってる人間はそんなことできん、
星導ショウ
俺の知ってる人間も術なんて使えないはずですけどね
叢雲カゲツ
星導ショウ
…、貴方の煙幕から出てきた散り貸す、少しですけれど採取させて頂きました
星導ショウ
幸い、貴方が匂い付きにしてくれたのでその匂いを辿ってけば宇宙空間を通して行けるようになるんです
星導ショウ
どうです?理解できましたか?
叢雲カゲツ
…、
叢雲カゲツ
(やばい、分からん)
叢雲カゲツ
(何で、匂いで行けるん?タイ〇マシン的な感じじゃないんか…)
叢雲カゲツ
(てか宇宙空間って何?)
星導ショウ
あのー、聞いてます?
叢雲カゲツ
、!まぁ…大抵は分かったわ※分かってない
叢雲カゲツ
それで何が目的なん?
叢雲カゲツ
ここにわざわざ来たってことは、何か目的があるんやろ?
星導ショウ
ん〜、そうですねぇ…、目的…
星導ショウ
…、


















                            この村を潰しに来ました
叢雲カゲツ
ッ!
               叢雲カゲツが即座に1本のクナイを投げた
星導ショウ
                                         パキンっ








                    星導ショウの顔面にもろにくらった
叢雲カゲツ
…、
叢雲カゲツ
(何や…?こいつ、わざと避け無かった…)








叢雲カゲツ
ッ…!?









パキッ











星導ショウ
あーあ、…





パキッパキパキ













星導ショウ
割れちゃったじゃないですか













叢雲カゲツ
…は?








叢雲カゲツ
(何や、…こいつの姿…)
                      星導ショウの顔には、ヒビが入り、
中が宇宙のようになっていた、
長髪も更に長くなり毛先が
タコのような異様さを増していた
星導ショウ
叢雲カゲツ
…、なるほどな、
叢雲カゲツ
確かに、人間じゃないと"噂"されるのも無理ないわな
星導ショウ
おや、気づいてましたか
星導ショウ
俺があの街の都市伝説の主犯なこと
叢雲カゲツ
否定しないってことは、本当にやってるってことやな
星導ショウ
…… 
                           星導ショウは不気味に笑う
叢雲カゲツ
…、タコはタコらしく
              叢雲カゲツは両手にクナイを三本ずつ持つ
叢雲カゲツ
捌かれとき、
星導ショウ
                  その瞬間、叢雲カゲツは姿を消した
星導ショウ
…、
                                        そして、
                                         シュッ
         クナイが1本、星導ショウの背後から飛んできた
                                      ガキーンっ
星導ショウ
…、
           それを星導ショウは難なくタコの足で弾き返す
星導ショウ
(…なるほど)
        次は星導ショウの真上からクナイ5本が飛んできた
                                      ガキーンッ
星導ショウ
            それも星導ショウはタコの足で即座に弾き返す






                   次に星導ショウの右にクナイ10本が
                                        ガキーンッ





                          それもタコの足で弾き返す
星導ショウ
(…これは、少しまずいですね)




次は左にクナイ20本が
                                      ガキーンッ
星導ショウ
(これじゃあまるで、)



次に、















星導ショウの周り全体に無数のクナイが






星導ショウ
袋の鼠ですね
                             ガキーンッ、ガギーンッ
星導ショウ
……
   星導ショウは無言で次々にクナイをタコの足で弾き返す
                                         ボンっ
星導ショウ
っ!
星導ショウ
(クナイに紛れて煙幕が…)
                  一瞬にして、周りが煙へと包み込まれる
星導ショウ
…、
星導ショウ
…!
叢雲カゲツ
ッ…!!
          その瞬間、煙の中から叢雲カゲツが構えをして
星導ショウの背後に出てきた
星導ショウ
(もうそんなところに…)
星導ショウ
少し…油断しすぎましたかねぇ…
                   そして、叢雲カゲツは星導ショウに
そのまま攻撃しようとする























叢雲カゲツ
ッ…… 、!
星導ショウ
…、では
           星導ショウは即座に左腕を叢雲カゲツに向ける
叢雲カゲツ
しまッ、!
星導ショウ
さよなら
                   星導ショウの左腕は大きく口を開けた












叢雲カゲツ
叢雲カゲツ
……、
叢雲カゲツ
…ッ!
                        叢雲カゲツは一瞬で目を開けた
星導ショウ
…、あら?もう目が覚めたんですか?
星導ショウ
凄いですね、忍者は、大抵1日は持つのに、数秒で目覚められちゃいました
叢雲カゲツ
…、
叢雲カゲツ
何をしたん…?
            叢雲カゲツは星導ショウの1本のタコの足に
ぐるりと捉えられていた
叢雲カゲツ
…、
叢雲カゲツ
(これじゃあ、煙幕使っても無理やな)
星導ショウ
貴方の意識を宇宙空間に飛ばしました
叢雲カゲツ
…?
星導ショウ
まぁ催眠と言った方が分かりやすいですかね
星導ショウ
でもさすが忍者ですね、そういうのは効かないみたいです
叢雲カゲツ
…、
星導ショウ
当初の俺だったら、さっきあのまま体ごと宇宙に飛ばしてましたが、今は都合が悪いんですよね
叢雲カゲツ
…、また情報収集?
星導ショウ
うーん、…
星導ショウ
とりあえず仮面とマスク外しましょうか!
叢雲カゲツ
……は?
             星導ショウは片手で叢雲カゲツの頬を掴む
                                     パカっ、バッ
叢雲カゲツ
ッ…!
     叢雲カゲツは無理矢理、仮面と黒いマスクを外される
叢雲カゲツ
ッ…、
星導ショウ
…、随分ど顔立ちが良いじゃないですか
叢雲カゲツ
…、
星導ショウ
前々から気になってたんですよね〜、いつも素顔を隠している忍者の顔って、どういう感じか
星導ショウ
貴方も無意識なのか知りせんが、素顔を隠してましたよね?今だって変身してから俺のとこに来ましたし
叢雲カゲツ
…、
叢雲カゲツ
…それを今見たところで何になるん?
星導ショウ
星導ショウ
ふふっ
叢雲カゲツ
…?




































ちゅっ




































叢雲カゲツ
…、!、!
                       叢雲カゲツの唇にそっと触れた
叢雲カゲツ
(……は?)
星導ショウ
…、
                                      ちゅっ、ちゅ
叢雲カゲツ
…、…ッ、!
                                    くちゅ、じゅる
叢雲カゲツ
ッん、…!
                        じゅる、くちゅ、ちゅっちゅ
叢雲カゲツ
ふ、、…ッん、
星導ショウ
……
                         どんどんと強引になってくる
叢雲カゲツ
ッ…な、…っ、ん
 叢雲カゲツは必死に星導ショウの手を振り払おうとするが
急な展開に上手く力が入らない
叢雲カゲツ
(な、……っんで、)
          次第に、叢雲カゲツの口から唾液がこぼれ始める
叢雲カゲツ
ッ…、ん、
星導ショウ
……
                                           れろ、
叢雲カゲツ
!!ッ
 星導ショウの舌が叢雲カゲツの口の中に入り込もうとする
叢雲カゲツ
ッ…!、
                                           バッ!
星導ショウ
叢雲カゲツ
ぷはっ、…はぁ、ゲホッ
   叢雲カゲツは勢いよく星導ショウの肩を掴み、押した
叢雲カゲツ
ゲホッ、……ゲホッ
叢雲カゲツ
ゲホッ………、はぁッ……はぁッ…、
星導ショウ
……
     叢雲カゲツは口から溢れた唾液を腕でゴシゴシと拭く
叢雲カゲツ
な、にして…ッ
                                           バッ
叢雲カゲツ
ッ!!
            星導ショウはまた叢雲カゲツの頬を強く掴む
星導ショウ
……、
叢雲カゲツ
ッ…、
                    叢雲カゲツをじーっと見つめながら、
星導ショウは、自身の方の唾液を舌でそっとすくう
星導ショウ
…、
叢雲カゲツ
 (もし、かして、何か口に…ッ盛られた…?)
叢雲カゲツ
何、したんやッ!
     叢雲カゲツは警戒しながら敵対心を持つように言った
星導ショウ
……?、
星導ショウ
別に何も盛ったりなんてしてませんが、
叢雲カゲツ
は…っ?
星導ショウ
星導ショウ
…いいですねぇ
叢雲カゲツ
ッ…?

































星導ショウ
貴方のそういう顔、何だか唆ります…♡






































        星導ショウは、段々と笑みがこぼれるように言った
叢雲カゲツ
…ッ、…ゾワッ
                  叢雲カゲツは強く軽蔑した目で見た
星導ショウ
そんな目で見られると、興奮するじゃないですか
叢雲カゲツ
……、狂ってるわ、お前
星導ショウ
ありがとうございます
叢雲カゲツ
別に褒めてない…
伊波ライ
カゲツ!!
叢雲カゲツ
!!
叢雲カゲツ
伊波…、
                      遠くから伊波ライの声が聞こえた
星導ショウ
邪魔が入りましたか…
叢雲カゲツ
…離せや
星導ショウ
嫌です

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