ーとある島の西の忍者村ー
叢雲カゲツは淡々と喋る
星導ショウは軽く笑う
この村を潰しに来ました
叢雲カゲツが即座に1本のクナイを投げた
パキンっ
星導ショウの顔面にもろにくらった
パキッ
パキッパキパキ
星導ショウの顔には、ヒビが入り、
中が宇宙のようになっていた、
長髪も更に長くなり毛先が
タコのような異様さを増していた
星導ショウは不気味に笑う
叢雲カゲツは両手にクナイを三本ずつ持つ
その瞬間、叢雲カゲツは姿を消した
そして、
シュッ
クナイが1本、星導ショウの背後から飛んできた
ガキーンっ
それを星導ショウは難なくタコの足で弾き返す
次は星導ショウの真上からクナイ5本が飛んできた
ガキーンッ
それも星導ショウはタコの足で即座に弾き返す
次に星導ショウの右にクナイ10本が
ガキーンッ
それもタコの足で弾き返す
次は左にクナイ20本が
ガキーンッ
次に、
星導ショウの周り全体に無数のクナイが
ガキーンッ、ガギーンッ
星導ショウは無言で次々にクナイをタコの足で弾き返す
ボンっ
一瞬にして、周りが煙へと包み込まれる
その瞬間、煙の中から叢雲カゲツが構えをして
星導ショウの背後に出てきた
そして、叢雲カゲツは星導ショウに
そのまま攻撃しようとする
星導ショウは即座に左腕を叢雲カゲツに向ける
星導ショウの左腕は大きく口を開けた
叢雲カゲツは一瞬で目を開けた
叢雲カゲツは星導ショウの1本のタコの足に
ぐるりと捉えられていた
星導ショウは片手で叢雲カゲツの頬を掴む
パカっ、バッ
叢雲カゲツは無理矢理、仮面と黒いマスクを外される
ちゅっ
叢雲カゲツの唇にそっと触れた
ちゅっ、ちゅ
くちゅ、じゅる
じゅる、くちゅ、ちゅっちゅ
どんどんと強引になってくる
叢雲カゲツは必死に星導ショウの手を振り払おうとするが
急な展開に上手く力が入らない
次第に、叢雲カゲツの口から唾液がこぼれ始める
れろ、
星導ショウの舌が叢雲カゲツの口の中に入り込もうとする
バッ!
叢雲カゲツは勢いよく星導ショウの肩を掴み、押した
叢雲カゲツは口から溢れた唾液を腕でゴシゴシと拭く
バッ
星導ショウはまた叢雲カゲツの頬を強く掴む
叢雲カゲツをじーっと見つめながら、
星導ショウは、自身の方の唾液を舌でそっとすくう
叢雲カゲツは警戒しながら敵対心を持つように言った
星導ショウは、段々と笑みがこぼれるように言った
叢雲カゲツは強く軽蔑した目で見た
遠くから伊波ライの声が聞こえた












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。