ー自室ー
お風呂へ入った後、髪を乾かして自分の部屋に戻った
明日のバイトの予定を確認する
明日は朝に新聞配達
昼にマジカルストリート
夜に家具の運送…
明日はほぼ休みみたいなもんか!(
私は電気を消して、布団に潜った
ー朝ー
私の声が、まだ誰もいないリビングに響く
昨日と全くおんなじ光景
なんの変哲もない
私の平和な日々
ー学校ー
新聞配達を終えた後、平気で学校に遅刻する
それが私 (
今日は占星の授業に遅れたみたいです
けど、時間割表には拷問学って書かれてたような…?
オリアス先生はサボりor遅刻に対して厳しい
その後、私の断末魔が校内に響き渡ったのは言うまででもない
ー教室ー
私は、黄金に光る「ロイヤル・ワン」の一角で、
嘘泣きをしてみせた
⚠️嘔吐表現あり⚠️
ー昼ー
3時限目の拷問学の最中…
真っ暗な教室内は、
阿鼻叫喚と化していた…
マルバス先生が拷問学のビデオを見せると言い出したので、
嫌な予感はしていたが…
私は、真っ暗な教室を利用して教室を抜け出し、
バイトへと急いだ
ーマジカルストリートin売店ー
此処は食べ物を売っていて、かつ繁華街という事もあり、
何かと万引が多い
ほら、あそこにも
万引犯が出ようとした時、
私は、万引犯の腕を掴んだ
万引犯を捕まえなくてはいけないので、
ランク(4)以上の実力がないと、採用はしてもらえない
私のランクは(3)だけど、バイト経験が異常に多く、
万引犯の対応にも慣れていると言う事で、
特別採用をしてもらった身だ
「分かった、直ぐに行く」そう言われた
私は万引犯を連れて、バックヤードへと向かった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。