第141話

〔西村拓哉〕子供じゃないから(R)
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2021/02/07 07:55


『ただい「遅いっ!!」



『…へっ、? わぁっ、!、、拓哉っ…!?』




現在時刻、午後9時30分。



家に帰れば、玄関の扉を開けるなり、いきなりぎゅーっと抱きついてくる、彼氏の拓哉。




『えっと、、、拓哉…?』



「帰ってくるのいつもより遅い!!心配したやろ?今日どこ行ってたん?」



『大学のサークルの飲み会…、って、私朝拓哉に言わなかったけ?笑』



「それは言ってたけど、、っ!でも心配なるやんっ!だって、それ男の人も居たんやろ?それにあなたちゃん、お酒も飲んだ来たんやろ…?」



なんて、ちょっぴり不貞腐れたようにそう言いながら、ぎゅっと、抱き締める力を強くしてくる拓哉。



そもそも拓哉は、私よりも3つ年下で、まだ高校生。



そのせいもあってか、普段から拓哉はものすっごく甘えたさんで。



今みたいに、ちょっぴり子供っぽいところも可愛いなぁ~、なんて思っていれば…



「あ、あなたちゃん。今また俺の事子供っぽいって思ったやろ!!」



『ふふっ、うんっ。笑 ちょっとだけ。笑』



「もぉー、またそうやって俺の事子供扱いするっ!!俺やってもう子供やないんやからっ!」



『えぇー?笑 だって拓哉、まだ高校生じゃんっ!! 高校生はまだまだ子供なんですっー!笑』



「…むぅっ。じゃあ、ええもんっ! そんなに言うんやったら、俺の事子供扱いしたこと後悔させたるからっ。」



『…えっ、?、えっ、ちょっ!!拓哉…っ!?』



拓哉の言葉の意味を私が理解する前に、お姫様抱っこでベットまで連れていかれて。



『ね、ちょっ、拓哉待っ「待たれへん。子供扱いしたあなたちゃんが悪いんやん。」



『たくっ…、、…んっ、!、、。』



ベットに下ろされれば、私の言葉を遮るように、拓哉に唇を塞がれる。



何度も何度も激しいキスをされるから、苦しくなって拓哉の背中をトントンってすれば…



「何、もう余裕ないん?笑 こんなんじゃ最後まで持たないで?笑」



『え、ね、待って拓哉っ、!……んぁっ、!』




一瞬、ニヤって笑った拓哉。



次の瞬間、着ていた服はいとも簡単に脱がされて。



『ぅっ、んっ、たくや、、ぁっ、』



顕になった胸に吸いつかれたり、中央の突起の突起を爪で弾かれたり。



だんだん気分も高まって、嫌でも声が漏れてきて。



「ふはっ、こっちもぐちゃぐちゃやんっ。笑 酔ってるから? いつもより感じてるん?笑」



『ぁあっ、! っ、ダメ、それやぁっ、…!』



なんて、耳元でそう囁きながら、ナカに入れられたら指を動かされれば



一気に強い快感が押し寄せてきて。



『ふぁっ、ぁっ、も、イく…っ、!!』



あともう少しで、イけそうやったのに…



「やーめたっ!」



『…え、? たく、、や…?、何でっ、、。』



突然、それまで激しかった指の動きを止められて。



「なぁ、あなた。これ欲しい? あなたが上手にお強請り出来たら、これあげるっ。」



なんてそう言いながら、拓哉は自分のものをあてがってきて。



『っ、ね、やだそれっ、! 拓哉…、!』



「ええの? お強請り出来ひんのやったら、これで終わりやで? あなたも気持ちよくなりたいんやろ?」




ニヤって微笑む拓哉。



これじゃ拓哉の思う壷だって、わかっているけれど。



イきそうだった所を寸止めされた私にとって、これ以上に魅力的な言葉はなくて。



『…お願い拓哉っ、、。拓哉の欲しい…っ、!』



なんて、そうお強請りをすれば…



「…今のはあかんっ、可愛すぎやって、、!」



『…んぁっ!、ふぁっ、たく、、拓哉…っ、!』



ぐんっと、勢いよく入ってきた拓哉のもの。



「っ、はぁ…っ、ちょっ、締めすぎやって、!」



『ぅっ、あっ、ね、も、無理…っ!』



奥を揺さぶるように、何度も激しく突かれれば、お互い限界で。



『…ぁっ、っ、イく…っっ!!』



「…くっ、ぁっ、、やばっ、…んんっ、!!」




私がイったのと同時に、ナカにじわぁっと熱が広がった。













『ふふっ、可愛いっ。笑』



事が終わって、私がベッドに入る頃にはすっかり日付は超えていて。



隣を見れば、疲れてしまったのか、気持ちよさそうに眠っている拓哉。



そんな拓哉の寝顔は、やっぱりどこか子供みたいに可愛くて。



…本当は、お酒なんて飲んでなかったんだけど



拓哉の意外な姿が見れたから。



また、酔ってるフリ、してみようかな…?



なんて、そう思ったことは。



今はまだ、拓哉には秘密にしておこう。








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