第3話

中学生
12
2021/04/21 11:50
1年後・・・
こんにちは流寧です!中学生になりました!!
中学校ではこんな感じでにこにこしています、、、だって、いじめられたくないし、 、、
花みたいな優しい子は全然居ないし、
小学生の時と口調が一緒、うけるよね、
花はすごく優しくて、今も仲良し

「流寧〜!!一緒にお弁当食べよう!!!」
流寧
「あ、うん」

「(*^^*)」
花とはクラスが一緒で、仲良くしてます。
私は最近悩んでる事があります。無理に笑ってるから疲れるし、お母さんは病気で、入院してます。中学生で、家に一人はなかなかないですよね、お父さんとお母さんは昔、離婚して…
居ないから一人。それで馬鹿にされた事も沢山あったけど、我慢はできた。と言うか言い返す言葉がわかんなかったんだけどね。
毎日学校に行く前に鏡の前に立って手で口角を上げています。
でも、にこにこしてるといい事だって沢山あるから、、、友達だって出来たし、みんなからいい印象もたれたし、よかったぁ、、、
花が「流寧にも、好きな人が出来たら、少しは変わるかもね!!」ってにこにこしながら言ってきた、私は「そっそうかな?」って言ったけど「そうだよ!!」って言ってくれたけどよく分かんないや、今はそんな人居ないから…
でも、クラスに人気者の一ノ瀬蓮くん、爽やかイケメンってあだ名があるんだ。
クラスの女の子のほとんどが一ノ瀬くんの事が好きらしい…
何がいいのか…
ゴリラ1
「あっ、中野さん!これお願い出来る?」
流寧
「うん!!やっとくね!!!」
ゴリラ1
「ありがとう!」
流寧
「うんっ!全然だよぉ〜!!!」
ゴリラ1
「じゃあっ!またねぇ!」
流寧
「うんっ!」
はぁ〜、最悪…断りたくても、断れない、、、
ヅバっ!って言えないのが私の良くないところ…
あぁ〜、めんどくさい…
花はもう、帰っちゃったよね…
しょうがない…やるか…
ガラガラガラ
ゴリラ2
「あっ!中野さぁ〜ん!」
流寧
「あっ!こんにちは!あれっ?まだ帰らないんですか?」
ゴリラ2
「ちょっと忘れ物してねぇ」
流寧
「そっ、そうなんですか!」
ゴリラ2
「あっ!見つかったから、先帰るわねぇ〜」
流寧
「あっ!さようなら!」
ゴリラ2
「うんっ!またねぇ!」
流寧
「さようならぁ〜!」
手伝ってくれないんだ…酷い人だなぁ〜、まぁ、一人がいいけどね…はぁ〜、
ガラガラガラガラ
次は誰だよ、
???
「あっ、何してんの?」
うわっ、一ノ瀬くんじゃん…最悪
一ノ瀬蓮
「何してんの?」
見てわかんないのかなぁ、可哀想…
爽やかは嘘なのかな…?
流寧
「あっ、友達に任されたんだ!!」
一ノ瀬蓮
「そうなのか…」
流寧
「う、うん!一ノ瀬くんこそどうしたの?」
一ノ瀬蓮
「いや、何でもないけど、用事はとくにない」
流寧
「そ、そうなんだぁ!」
一ノ瀬蓮
「あの、手伝おうか?」
流寧
「いや、全然大丈夫だよ!」
むしろ来ないでよね…
一ノ瀬蓮
「いやっ!手伝う」
流寧
「いいから、帰んなよ…」
一ノ瀬蓮
「やだ、帰んない、終わるまで、いる…」
流寧
「そっ、そう、じゃあ静かにしててね…」
一ノ瀬蓮
「わかった」



…シーン
一ノ瀬蓮
「あの、静かすぎじゃない…?」
流寧
「そんな事ないよ!」
一ノ瀬蓮
「俺も手伝うよ…」
流寧
「大丈夫!!」
一ノ瀬蓮
「無理してる…」
流寧
「し、してないよ!」
一ノ瀬蓮
「ばか。」
スッ
流寧
「えっ…」

プリ小説オーディオドラマ