今にも零れ落ちそうな涙を堪えて、震える声も抑えながら言った
…どういうこと、?
アッパだって苦しいから 私がそばに居た方がいいんじゃないの、…??
………っ、
自分の体調を後にしてまで、私の事を応援してくれてたんだ……
…そんなアッパの期待を裏切る訳にはいかない
私がしないといけないのは、アッパのためにそばに居ることよりも
スターになって、アッパに恩返しすることだ…!
そう言って病室を出た
早く…練習しなきゃ!
そう思って廊下を歩いていると
オンマにも言われて、絶対ならなきゃ、という気持ちが強まった
急いで事務所に戻ると
やっぱり、このあったかいみんなと
デビューして 最高のスターになりたい…!!
そんな夢に、今日私は一歩 踏み出せたような気がした
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!